【日本語勉強】#22『それにしては』 | 予測外な結果を強調して伝える…これぞ、裏切りと期待のはざまの接続詞
こんにちは、サチヲです。
あなたは、日本語の正しい使い方を知りたくはないですか?
日本人なら、何も考えずに使っている言葉。もちろん『母国語』というモノがあなたの国にもあるでしょう。
そんな母国語も、ちゃんと使い方を学ぶと、相手にもっと伝わるし、文章は読みやすくなるし、結果いいことがいっぱいです。
特に『接続語』に特化して、日本語の世界を『日本人の私めが!』学んでいく内容となります。
一緒に学んでくれる方、興味があるかも…という方がいらっしゃいましたら、どうぞ読み進めてくださいませ。
参考書として、『文章が劇的にウマくなる接続詞』山口拓郎 著(文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス) | 山口 拓朗 |本 | 通販 – Amazon.co.jp)を、教科書として使わせていただいております。
- 今日の接続語は、『それにしては』です。
あなたは、この接続詞は知っていて使っていますよね。それでも、この先を読みますか?
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☆★☆☆★☆もくじ
【日本語勉強】#22『それにしては』 | 予測外な結果を強調して伝える…これぞ、裏切りと期待のはざまの接続詞
- 『それにしては』は、【そうであるわりには】の意味で、【それまで述べた内容から当然予想される結果にならなかったことを伝えたい】ときに使います。
以前の、『それでも』よりも、先行内容と後続内容の関係性が強い分、『予想を覆す』ニュアンスも強めです。
たとえば
・新店舗オープンまで残り3日。それにしては準備が出来ていない。
これはもう…担当者としては『恐怖』でしかありませんね。
残り3日なら、内装も出来ていて当たり前と考えますよね。
実際に店舗に来てみたら、いまだにむき出しの壁と天井のままだったりすると、「コレだけしか進んでないの!?」的な、見たくない現実にぶつかった時に使うと効果的です。
まさに、裏切りと期待のはざまの接続詞です。
・全社を挙げて、車の事故違反を無くしていく取り組みをしてきましたが、それにしては顕著な改善が見られない。
他には、先行文章につなげる『〇〇にしては~』の形もあります
・弱暖房にしては、暑かったです。
最後に
私め、こんなに本を読んで実際に書いて勉強をしています。それにしては、訳が分からない言葉を書く時があるんですよね。
出来なくて毎日泣いています。それにしては、心が折れないで書き続けていますね。
こんなところでしょうか。
ではまた。