【asobot(アソボット)】イケてる会社シリーズ#5 | コミュニケーションに特化した一味違う会社
こんにちは、サチヲです。
売り上げが高いから。社会貢献が最高だから。日本が誇ることをしているから。色々な『偉業』を成し遂げた、成し遂げようとする会社を『イケてる会社』として勝手に紹介させていただく、当事者としては、とてもありがた迷惑かもしれないコーナーです。
なので、今回もそっと紹介しますね。今回はコチラ。いやはや、色々な会社がスタートアップしているんですよ。
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☆★☆☆★☆もくじ
【asobot(アソボット)】イケてる会社シリーズ#5 | コミュニケーションに特化した一味違う会社。そもそもの出会いはこの本
各種リテラシーを勉強している私としては、めちゃくちゃそそるタイトルですよね。
内容は二部構成で、第一部では「権力者の法則」「メディアの構造」「大衆の心理」の3つの視点から、どのように「戦意(敵愾心)」が醸成されていくのかをコミュニケーションの観点で分析しています。続く第二部では、「これからの“平和教育”のあり方」をはじめ、戦後70年を迎えた日本人にとって「戦後71年目からの宿題」を見つけていくために、「反戦」だけでは伝わらない新しい平和論のカタチを考えていくという、ありそうでなかったアプローチで執筆したのが『伊藤剛』です。
この方が代表取締として『株式会社アソボット』を2001年に設立しました。
この本が、私のような歴史オンチにもわかりやすく、かいてあるのです。
それもそのはず、この会社の根幹というのでしょうか『伝えたいコトを、伝わるカタチに』とあります。もっと詳しくは…
「伝える」と「伝わる」。日本語では“たった一文字”の違いでしかありませんが、そのふたつは大きく異なります。「伝えているけれど、伝わっていない」。そういうことが世の中にはたくさん存在しています。だからでしょうか、どのように伝えるのかという「伝え方の技法」ばかりに関心が向きがちな気がします。
しかし、コミュニケーションにおける大前提は、「情報の受け手側にイニシアティブがある」ということです。テレビのリモコンを持ってチャンネルを変えるのも、WEBの広告をクリックするのもしないのも、講演会を聞きながら別の考えごとをしているのも、あらゆるコミュニケーションはその相手が主導権を握っています。だからこそ、まずは「伝えたい相手」が誰なのかをしっかりと認識して、その「相手の前提」を理解すること。さらに言えば、「伝わらない理由」を常に把握して「伝わり方」から考えることが大切なのだと思います。
アソボットの仕事は、世の中にあるこのような「伝える」と「伝わる」の間の“隔たり”をいろいろなアイデアで埋めていくことです。
とありました。
この会社の事業内容は多岐にわたります。ほんの一部である『本』についても、『伝える』という一方的な本が多いなか、しっかり『伝わる』ように書いてあることに、この会社の一貫性と理念の浸透率が高いのがうかがえます。
よく見ると、この本は、とあるカリキュラムを一冊にまとめた本だったのです。
それは、PEACE COMMUNICATIONという『平和をコミュニケーションする』ための教育プロジェクト
私、これでも色々なコミュニケーションツールを見てきましたけど、全くの経験不足でした。
こんなの聞いたことも見たこともありませんよ!で、内容が…
ちょっと!伊藤剛よ…なにをしちゃってんのよ!?こんなことやろうと思って行動して、形にして、会社として利益までの導線をよく描ききりましたよ!
…大変失礼いたしました。だって、もう世界線が違いすぎて理解が追いつきませんよ。
日本にいるだけでは、見えない現実がたくさんあるということなんですね。
もちろん、他にも魅力的な事業があります。興味ある方はコチラからどうぞ。
asobot inc.
最後に
改めて、『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか』を読んで、なぜ平和にコミュニケーションが必要なのかが分かった気がします。
しかし、まだ『気がする』だけなので、伝わるまで読み倒したいと思います。
ではまた。
前回がコチラ。
【イケてる会社シリーズ】株式会社KORK#4 | クリエイターとファンをつなげて新たな漫画業界を築く | サチヲん家 (sachiway.net)
次回がこちら。
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