/>【NHK実写ドラマ】『岸辺露伴は動かない』 | このご時世で視聴率を取れる、確実に一定数のオタクを取り込む稀有な作品
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【NHK実写ドラマ】『岸辺露伴は動かない』 | このご時世で視聴率を取れる、確実に一定数のオタクを取り込む稀有な作品

★布教 ジョジョの奇妙な冒険

こんにちは、サチヲです。

とうとう第3期である、7話のスタートです!
というか、“既にスタートしていました”(笑)…アマプラ最高!!

本当に、この作品の実写映像化には感謝感激です。
やっぱり昔タイムリーにに読んでいた人たちが、見事に偉い人になって作品を作り“続ける”ことは容易ではないはずです。

  • 『映像が待つ情報量はスゴい』ということに尽きます。

今回の7話も、荒木飛呂彦ワールドを忠実に再現しています。
あ。そこまでネタバレはしないように愛でていきますのでよろしくお願いします。では…

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【NHK実写ドラマ】『岸辺露伴は動かない』 | このご時世で視聴率を取れる、確実に一定数のオタクを取り込む稀有な作品

私、会社でこんな椅子の座り方をする人見たことありません。これじゃ動けないですよね。…だが、“それがいい”!!

改めて言わせていただきます。
岸辺露伴役である『高橋一生』さんの演技が、震えるほどの心で燃え尽きるほどのアツさで、私を喜ばせてくれたんです。

本当に岸辺露伴の所作が映像化すると『こういう感じだよね』と、視聴者の精神に無理やり打ち込んでくるんです。
例えば…普段いかない犬の散歩道を行くときの『最初の一歩の躊躇い方』と、その『間という時間の使い方』が絶妙な奇妙さを、まさに動きだけで表現する高橋さんは最高の俳優です。

『世界観』については原作が答えを出していますが、『間』に関して言えば、映像独自の解釈が大きく影響を及ぼす大きなファクターになっています。
今回観て改めて、映像作品だから出来る表現をまざまざを魅せつけられました。

ただの奇妙なご神木。そう岸辺露伴は動くんです!!

それを映し出す角度、目まいの表現するエフェクト、全方位から聞こえてくるセミの鳴き声。それを映し出す時間がたっぷり使っているんですよね。
それが、観ている私もそこに立っているかのような錯覚を丁寧に作りこんでいるんです。

そんな場所に、バキンという露伴が飼っているゴールデン・レトリーバー(多分…ラブラドールか!?)の子犬に導かれていくのですが…そこは露伴先生。
境内の中にある鏡に出会うのです。そして、自宅に帰ると…全く違う世界だった。。

今回、『ヘブンズドアー』の出し方が異常にカッコいい!いや、異様ににおもしろい!!

詳しくは、直接映像を見てもらうとして…
露伴のどんな状況になっても心が折れない強靭な精神力と、問題解決能力が少し斜めにズレている感じがたまらなくいいです!!

ジョジョにも通じるところだが、“災難が立て続けに襲い掛かる”んです。幾重にも重なり、みている私をも、しっかり絶望に落としてくれるんです。
このような奇妙なシナリオを楽しむこも良いが…そこじゃあない
驚き、自信、恫喝、動揺、静寂、苦しみ、願い、死、そして極上の駆け引き…これを高橋一生が魂を懸けて演技する。これを観て嗜むのが本作の正式な観方です。

そして…「志村ぁー!うしろー!うそろー!!」でございます。(80年代ドリフの鉄板ネタ)

現実の恐怖と、架空の恐怖が同時に襲い掛かってくるなんて考えられますか!?
これは男性にとっては、一度はあるであろう表現のしようのない繊細な恐怖が目の前に提示されるんです。

人は誰でも二面性…いや、三面性以上の『仮面』を持っている。『役割』と言った方が良いだろうか。
私の場合なら、子どもにとって父親としての役割、仕事上の役割、妻にとって男としての役割、私の親から見た子供としての役割。多々あると思います。

実のところ、全ては『自分であること』、『あなた自身であること』を思い知らされる。
もうみなまでは言いません。

さぁ、荒木飛呂彦ワールドへようこそ。

最後に

【放送日時】
第7話 「ホットサマー・マーサ」 2022年12月26日(月) 総合 よる10:00~10:54
第8話 「ジャンケン小僧」 2022年12月27日(火) 総合 よる10:00~10:54
(第1~3話:2020年12月放送、第4~6話:2021年12月放送)

なんと…去年やってたんですね。。
見逃したあなた。Amazon プライムなら観れますから、一緒に観ましょうね。

ちなみに私、まだじゃんけん小僧を観てはいないのですが…どうやって空を飛ぶ演出をするか楽しみです。

ではまた。