/>【PSYCHO-PASS サイコパス】『PROVIDENCE』 | 劇場版アニメが2023年5月12日(金)に公開決定!
ギターや音楽、美味しいご飯、マンガやアニメを幅広く発信中。 人生で得たスキルや知識、感動、経験のアウトプットブログです。

【PSYCHO-PASS サイコパス】『PROVIDENCE』 | 劇場版アニメが2023年5月12日(金)に公開決定!

★布教 アニメ 映画

こんにちは、サチヲです。
突然こんなニュースを見にしました…

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』の公開日が決定!

最高じゃないですかぁぁぁ!!

スポンサードサーチ

☆★☆漫画全巻ドットコム☆★☆

【PSYCHO-PASS サイコパス】『PROVIDENCE』 | 劇場版アニメが2023年5月12日(金)に公開決定!

©サイコパス製作委員会  カッケェ…宜野座さんが髪の毛(お団子!?)縛ってるのもいいね!!!

 

相変わらず情報入手が遅いのですが、いつの間にか『サイコパス』の劇場版が公開が決定されてたんですね!
先ずは、おめでとうございますッ!!

サイバーパンクとは今ではもう言わないのでしょうか。私、この手の作品が大好きなんです。
アニメ版第一期。オープニングでの街を空から全体を映し出し、ヘリを飛ばし、街のネオンを映し出す。そして音楽はオリエンタル風な…と、来ると思ったのですが、普通にOP曲が流れましたね。

この演出は押井守さんが普及させたのは間違いないですが…忘れてはならないのが漫画家としてもアニメーターとしても国内外に絶大な影響を与えた大友克洋さんの存在です。

大友さんと言えば、1983年公開の初めてアニメ映画のキャラクターデザインとして参加した『幻魔大戦』は外せないですよね。
映画館で観た私はめちゃくちゃ衝撃と影響を受けました。

その当時は、ディフォルメ化された可愛らしい絵柄とゴリゴリの劇画調の漫画も乱立する中、大友さんの『リアルなパース』で描かれたキャラクターは鮮烈でした。
だからこそ作品に重厚感が生まれ、エンタメとファンタジーとリアルさが見事に融合した日本のアニメ発展に無くてはならない大切な作品となったのが『幻魔大戦』だと勝手に思っています。

そして、『じゆうを我等に』や『工事中止命令』などの自主制作やオムニバス映画の監督しながら、映画制作のプロセスを学んだ先にあるのが…時代を作ったと言っても過言ではない1988年に制作された『AKIRA』なのです。

日本にサブカルチャー文化を根付かせたAKIRAは、2023年になっても色褪せることはない唯一無二の世界観を作り出しましたよね。

これ以上語ると先に進まないのでこの辺にしますが…要するに、そんな激動のアニメ世代を生抜いた世代でである、踊る大捜査線の本広克行総監督と、既に攻殻機動隊で成功を納めたプロダクションIGの塩谷直義監督。そしてあの!まどか☆マギカで深く暗闇の脚本を書く虚淵 玄でが出会った『PSYCHO-PASS』が最高に面白いんですよ!!。やっと本題に入れます。

とは言え!イケてる人が集まったらもっとスゴいのが出来るなんて滅多に無いんですよ。本当に4期まで続くなんて、あり得ないくらいの偉業なんですよね。

いくら差別化をしても攻殻機動隊寄りになってしまいますが…

©サイコパス製作委員会 左がインテリかつ肉体派という高スペック執行官・狡噛慎也。右が美しき犯罪者・槙島聖護。

それを上回る世界観を最初に作ったのがいい!
犯罪を未然に防ぐ世界。ユートピアともディストピアとも取れる世界観は、各キャラクターの立ち位置によってかなり見え方が変わるのが『作品の幅』を広げています。

その作品の幅を更に広げた功績として、犯罪を犯す前の犯罪者…それを潜在犯と呼び、犯罪係数や色相といったシステムの構築。そして最強のガジェットである『携帯型心理診断・鎮圧執行システム・ドミネーター』の存在も大きいと思います。

そして、最高のキャラクターとその背景を生み出した二人の漢が『作品の深度』をどもまでも掘り下げてもいるんです!

身体能力(まだいい)、推理力(まだいい)、第六感(これがどうしようもないくらいチート)、瞬間的な判断力ともにメンバーでも図抜けたポテンシャルを持った、ストイック執行官・狡噛慎也(こうがみしんや)。人間です。
『月と雪が交わって生まれたような美しい男』という設定があるように超絶美男子なのに、サイボーグの義体を素手で破壊したり、目の前に投げ込まれたグレネードをサマーソルトキックで蹴り飛ばす、無感情な白い天使(犯罪者)・槙島聖護(きりしま しょうご)。こちらも人間です。

人間の人生を3周くらいしてきたんじゃないかと思うくらい、各種パラメーターを振り切った2人がサイコパスの興行的成功を担ったと言っても過言ではありません。

これだけ読むと、「そんな現実離れしたキャラクターがいると冷めるわー!」と思われるかもしれませんが…何故か成立しているんです。
このサイコパスの世界にいると、この2人…信じられないくらいめちゃくちゃ輝いているんですよ。

更に言うと、狡噛慎也の声優が『関 智一』なのがまたいい!これに関しては、異論は受け付けません。
本当になんであんな渋い声を出せるんでしょうか。
おっさんの私でも、本当に惚れてしまいます。

槙島聖護に至っては、セリフがエロいんです!

それこそ私生活で一度は言ってみたいセリフがこちら…

槙島「紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない」
チェ「そういうもんですかねぇ?」
槙島「本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある
チェ「調整?」
槙島「調子の悪い時に、本の内容が頭に入ってこないことがある。そういう時は、何が読書の邪魔をしているのか考える。調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある。何故そうなのか考える。精神的な調律。チューニングみたいなものかな。調律する際大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ

あなたの友達が急に「自分の感覚を調整するためのツールである…」って隣で言い出したら…笑ってしまいますよね!?
でも、このサイコパスの世界では通用するんです。笑いは一切ありません。

誰か私に「紙の本と電子書籍、どっちがいい?」と聞いてください。

最後に

いかがですか?サイコパスの第1期を見たくなってきましたか?
アマプラなら、今のところ見れますよ。

全く映画のことには触れないできましたが…サイコパス愛は伝わったと思います。
是非!一緒に観に行きましょう!!

ではまた。