【アニメ】『よう実』 | 三期のOP映像の中に面白いカットをありませんでしたか!?清隆をRPGのキャラクターに見立てた…
こんにちは、サチヲです。
私め、『ようこそ実力至上主義の教室へ』(以下、略して『よう実』)という物語、どうしようもなく好きになってしまいました。
で!よう実の『面白さの秘密』として、どうしても書きたいことが一つ出てきたのです。
それは、『運』についてです。
では、私めの勝手な解釈をお読みいただけると幸いです。
スポンサードサーチ
☆★☆☆★☆もくじ
【アニメ】『よう実』 | 三期のOP映像の中に面白いカットをありませんでしたか!?清隆をRPGのキャラクターに見立てた…能力のパラメーター表が出てきましたよね!
よう実3期のOP映像に、この1枚の絵が1秒くらい出てくるのですが…コレが清隆の『スゴ味』を表している秀逸なカットなのです。
右上に『あやのこうじ』とキャラクター名が書いてあります。その下のパラメーター(能力値)を見てみると…
『たいりょく・かしこさ・ちから・すばやさ・こうげき・ぼうぎょ』の全てが『999』と最高値(漢字を使っていないことから容量の少ないファミコン世代のゲームから推測する。その仮定ならば数字は3桁表示が限界な為)です。そして、『うんのよさ』だけが『000』なのです。結論から言いますと…
- 運以外の要素を究極に強くすればするほど、『運』の要素は必要がなくなる。
逆に言うと…『運』以外の能力値が低くなほど、『運』に頼らずを得ないのです。
ついでに言うと、ここまで高められた能力があるのなら、行動するコマンドは『かんさつ(観察)』で状況や環境を把握し、実際に行動する時は『スマホ』で指示を出すだけで達成できるのです。
もう自分自身が表に立って動く必要は無いのです。計画し、人に指図し、影響力を行使し、結果を出す。
まさにこの物語で言うところの『クロマク(黒幕)』であり、綾小路清隆たる所以なのです!!
RPGゲームにおいて運の要素を必要とする時、たとえば…敵から『毒の攻撃を受ける』ということがあります。
この場合、運のパラメーターが高ければ高いほど毒にかからない。逆に低ければ、簡単に毒にかかる。ということである。
この『毒にかかるか、かからないか』を、ゲーム内では『パラメーター』という数字が明確になっているので、『この数値を下回ったら毒にかかる』といった具合に一瞬で判定します。
この“一瞬で判定”という『結果』に対して、『原因』の部分がありますよね。よう実では原因を詳しく、分かりやすく『物語』として魅せながら説明するのが上手いのです。
清隆は、先ず『毒』についての情報収集をします。どんな毒でどんな効果があるのか。盾のようなモノで守れるのか。抗体を作るべきなのか。毒にかかるまでの時間差はどのくらいなのか。場所や温度によって効果は変わるのか。といった具合に『かんさつ(観察)』をします。
この『毒にかからない為の原因作り』という過程の物語が、考えられないほど面白いのです!!
しかも!思いもよらない方法で、結毒を無効化したり、毒の攻撃すらやらせないという『結果』を出すのです。
「これぞ!エンターテインメントッ!!」なのです。
最後に
どのアニメに共通することですが、OP映像に“意味を持たす絵”がよくあります。ただ、よう実は各カットにキャラクターのイメージをのせた絵を多用しているんです。
今回は、その中の1枚を選ばせていただきました。
これらを踏まえて…OP映像を改めて見ると、面白さが増しますよね。
3期OP曲も、よう実ではお馴染み『ZAQ』さんによる『マイナーピース』の曲も良いです!
ではまた。