【読書】『言いかえ図鑑』大野萌子著 | 無意識に使っている言葉があなたの印象を作っているんですって!
こんにちは、サチヲです。
私、プラス受信プラス発信を心掛けていて、特に言い方を気を付けている方なのです。
特徴が無いのは、どんなものにも対応できる。口が悪いのは、表裏が無い。ネガティブな人は、決められたことを間違いなく実行できる。のように、自分の中でネタをいくつか持っています。
そんな中、ちゃんとした本に出合いました。
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☆★☆☆★☆もくじ
【読書】『言いかえ図鑑』大野萌子著 | 無意識に使っている言葉があなたの印象を作っているんですって!
「悪気はなかったのに、ちょっとしたひと言で相手を不機嫌にさせた」とか、経験はありませんか?私はめちゃくちゃあります。
私の場合、特によかれと思って言ってしまった内容が、ストレート過ぎることが多くなり、ギクシャクし、結果話さなくなり、微妙な関係になるというルートが確実に存在します。
本当に、『言い方ひとつで…』という事なんですけどね。
実はこの著者、一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ®資格認定機関)代表理事をしておりまして、コミュニケーション・ハラスメント・メンタルヘルスに関連する行動変容に直結する研修・講演を、防衛省をはじめ、大手企業等で年間150件以上行う、人間関係改善スキルを得意とする超絶イケてる人なんです。
第4章の『気遣い』から一つ抜粋させていただきます。
「なんでも聞いて」
↓
○好かれるひと言
「○○でわからないことことがあれば、聞いてください」
私、よけいなひと言を結構使っていましたよ。「え?なんで!?」っていう感じです。
これだけ読んでもチンプンカンプンなんで、早く説明に行きますね。
「何でも」と言うのは、あらゆる場面でよく使われている便利な言葉です。相手を気遣う時「何でも聞いて」「何でも手伝うから」と言うと、何でも人の役に立とうとしている『良い人』のように見えます。でも、「何でも」と言われると「何も」言えなくなる人もいます。逆に、「そんなことまで?」と思うような、どうでもいいことまで聞く人もいます。お互いに共有している物事があって、ある程度わかり合えていなければ、「何でも」の幅が広すぎて何を聞けばいいか分からなくなるんですよね。
素晴らしすぎます。まさに両者の立場を理解していないと成立しない『理由』です。
更に、何もわかっていない人に「何でも聞いて」というのは放ったらかしているようで、逆に疎外感を与えるんですって!
これ、ホントに気をつけないと、自分に人が集まらないどころか、情報すら入ってこなくなりますよね。
このような、形で延々と書いてあるんです。このタイプがいい所なんですよね。
この本のいい所として、実際の状況を言葉を交えて、体験型講座のように読み進めることが出来ます。
そもそも、自己啓発系の本には2種類あると教えられました。
それは、「オレみたいに生きろ」的な、ある主題を中心に行う『エッセイ本』と、具体的なステップが書かれている『ワークショップ本』が、あるんです(日本に限定)。
私は、惚れた人ならエッセイ本でも楽しんで読めますが、自分に役立つとなると…少し違うと思っています。
今後の実務に役立てるなら、やはりこのようなワークショップ本が自分には合っていると思っています。
あなたは、いかがでしょうか。
最後に
実務関係であと一冊、紹介したい本があるのですが…まだ読めていないので、またの機会にしますね。
ではまた。