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LOUDNESS(ラウドネス)というバンド | 日本にメタルの種をまき花を咲かせた黄金の第一期メンバー

投稿日:2021年2月16日 更新日:

こんにちは、サチヲです。

日本のメタルバンドの先駆け、パイオニアのバンドとは誰か?ということが知りたい方にピッタリな情報です。
これを読んで、CDも聞いたら、あなたはメタルバンドの歴史の一部になれます。

LOUDNESS(ラウドネス)というバンド | 日本にメタルの種をまき花まで咲かせた黄金の第一期メンバー/Vol.1

第1期(1981年 – 1988年)

  • 二井原実:ボーカル、作詞
  • 高崎晃:ギター、作曲、作詞(一部)
  • 山下昌良:ベースギター、作曲(一部)
  • 樋口宗孝:ドラムス、リーダー

レイジーという今となっては黒歴史となるバンドユニットを経て、やっとのことでメタルバンドとしてデビューしたラウドネスのメンバーがこちらです。

とはいえ、あのレイジー時代があったから、激しい音楽への渇望と貪欲さが育てらた。あの時代を経たから自分たちが主張し、自分たちで音楽を作るという主体性が生まれた。この第一期のメンバーが揃うという奇跡は、かまやつひろしに見初められそのままデビューしていたら叶っていない。
詳しく知りたい方はこちらから、LOUDNESSを語る前にLAZYでしょ | 高崎晃と樋口宗孝の苦悩の先に生まれたモノ | サチヲん家 (sachiway.net)どうぞ。

フラストレーションが最高潮に高まり、一気に爆発したのがこの3枚のアルバムです。

この3枚は発表年代はまったく違うが、高崎晃曰く、バンド結成時には曲のほとんどが既に出来上がっていたという話なので、敢えて3枚まとめて紹介させていただきます。

誕生前夜~THE BIRTHDAYEVE~(アルバム)1981年11月25日発売

https://apple.co/37ByVwX
(こちらからアップルミュージックで視聴できます)
1.Loudness
2.Sexy Woman
3.Open Your Eyes
4.Street Woman
5.To Be Demon
6.I’m On Fire
7.High Try
8.Rock Shock(More And More)

バンド名を冠した『Loudness』の始まりの部分は高崎晃のギターのみでカミナリや爆発を表現していて、ギターキッズなら一度はマネしたいパフォーマンス。そんな音から流れるように覚えやすい前奏に繋がり、二井原実が歌い出しを盛り上げる裏で、山下・樋口のリズム隊が入り、重い音に拍車をかける、この先のメタル界を照らすような素晴らしい1曲目です。
ちなみに、この3枚のアルバムジャケットには意味があります。1枚目は悪魔の赤ちゃんが卵!?の中にいます。2枚目は、赤ちゃんが誕生し飛び立ち、3枚目では、悪魔が椅子に座っている、という流れになっています。

この時二井原実は若干21歳。本人曰く「後先考えない本能に任せた雄叫びが炸裂してるよね」
高崎晃曰く「レイジーの時に溜まっていたギター・フレーズだったりエネルギーが自然と爆発したのが、ああいうギタープレイになっていると思うんだ」
山下昌曰く「STREET WOMANだけはリッケンバッカーで弾いているんだ。なので、この曲はラインだけのベース音でも、わりと固い音してるから好きなんだ」

戦慄の奇蹟~DEVIL SOLDIER~(アルバム)1982年7月25日発売

https://apple.co/3u0Nvrc
(こちらからアップルミュージックで視聴できます)
1.Lonely Player
2.Angel Dust
3.After Illusion
4.Girl
5.Hard Workin’
6.Loving Maid
7.Rock The Nation
8.Devil Soldier

疾走感あふれる前奏から、メタル魂あふれるサビまで一気に聴ける『Lonely Player』。他に『Girl』も分かりやすいが、樋口宗孝のドラミングは本当にジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリンのドラマー)を彷彿させる。本人も話しているが、かなり影響を受けたドラムサウンドづくりになっている。

二井原曰く「ファーストアルバムからすぐのレコーディングだったね。この頃の、初々しい雄叫びは、やっぱりあの時にしか出せない声なんだよ」
高崎曰く「ファーストの時よりも更に自由に弾いている。あらかじめ考えるのではなく、スタジオに入ってその場の勢いでインプロしたのがセカンドだと思う。まぁロンリープレイヤーのタッピングだったり、ああいう部分はちょっと考えたかな。ファーストから半年もしないうちに始めたから、いろいろ考えている余裕はなかった時期だったね(笑)」
山下曰く「このアルバムからベースアンプの音も混ぜてくれてエッジも効いてるし、結構よくなったよね。聴きどころとしてはエンジェルダストの頭の部分。ハイポジションで弾いているんだけど、聴いてほしい」

魔界典章~The Law Of The Devil’s Land(アルバム)1983年1月21日発売

https://apple.co/3jRWSVB
(こちらからアップルミュージックで視聴できます)
1.ラウドネス讃歌(Theme Of Loudness Part II)
2.In The Mirror
3.Show Me The Way
4.I Wish You Were Here
5.Mr.Yesman
6.魔界典章~The Law Of Devil’s Land
7.Black Wall
8.Sleepless Night
9.Speed

特に3枚目は高崎晃のギターリフ(曲の前奏部分)がカッコいい。3枚に共通しているが、メタルは『リフが命』と言われるくらい世のギタリストたちはリフの開発に全身全霊をかけている。試しに『In The Mirror』のリフを聴いてほしい。あの時代にこのリフをつくったという事実を体感してほしい。
更に、早いだけがメタルじゃないと言わんばかりに『Sleepless Night』でリフの可能性の振り幅を見せた後に、『Speed』というメタルファン納得の早い曲で締めるという、曲順もいい感じなアルバムです。

二井原曰く「ヴォーカリストとして、少しスタジオワークに慣れてきて、ダブルにしたりハーモニーを付けられるようになった」
高崎曰く「曲作りにおいてもギターフレーズにおいても悩み始めたのが、このアルバム。レイジー時代とは変わって、目の前に『自由』が現れた時に『じゃなにができるんだ』とすごく悩んだ。ソロにおいても構築された曲が多いよね。自分の個性はなんなのかというのを意識して、悩みながら作ったアルバム。すごく難産だった。その代わり、できた時の喜びはひとしおだったよ。」
山下曰く「さらにベースの音もよくなっている。このアルバムまで、アンプがマーシャルだったんだよ。アマチュアのころから使っている3弾積みのベースアンプ。インザミラーのベース内容は気に入っている」

注意点

もちろん現在聴くと古いし、音がスカスカな感じがして「これがメタルなの!?ハードロックなの!?」となりがちですが、当時のミックスダウン(複数のトラックに録音された信号をオーディオ処理をし、ステレオ信号としてミックスする作業)の特徴と思ってほしい。
ラウドネス自身もセルフカバーや、リミックスをしているが、同じ曲とは思えない程ヘビーに仕上がっています。利き酒ならぬ、聴き比べもなかなかファンとしてはうれしいものです。

その『変化』も楽しんで欲しいです。なんせ、40年の歴史がありますから。

では、ラウドネス第一期・Vol.2で会いましょう。
LOUDNESS(ラウドネス)というバンド | 日本にメタルの種をまき花を咲かせた黄金の第一期メンバー Vol.2 | サチヲん家 (sachiway.net)

ちなみに、インタビューネタは『WeROCK ハード&ヘビーロックマガジン』Vol.081号参照です。
WeROCK 081 | WeROCK STORES!

あなたに、良い音楽の出会いがありますように。

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  1. […] ちなみに、この記事…LOUDNESS(ラウドネス)というバンド | 日本にメタルの種をまき花を咲かせた黄金の第一期メンバー | サチヲん家 (sachiway.net)の続きとなります。 […]

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飯沼祥夫

高校生2年でベースをはじめ、文化祭デビュー。
高校卒業してギターの先輩に刺激を受けギターに転向。
20歳でプロを目指し東京へ。
ヴィジュアル系バンドでインディーズデビューも2年で辞める。
その後はパンク以外のバンドを転々とする。
27歳でとある社長の事務所からデビューしかけたが29歳で辞める。
生涯ライブ経験は北海道から九州までのライブハウスツアーを経験もしているので40回くらいでしょうか。
その後、音楽を趣味に変えて楽しんでギターを弾いています。

現在は48歳。結婚は9年目、二児のオッサンです。
私は、嬉しいこと、楽しいこと、感動したことを
人に聞いてもらいたくなるんです。
そして、共感できたら最高だなぁと思ってます。
先ずは、肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。