/> 回鍋肉vs麻婆豆腐 ~戦う以外の道は無かったのか~ | サチヲん家
Written by Sachio Iinuma

回鍋肉vs麻婆豆腐 ~戦う以外の道は無かったのか~

★美味しいね ウマーイ!!

こんばんは、サチヲです。

回鍋肉vs麻婆豆腐 ~戦う以外の道は無かったのか~

中華料理店でランチを食べる時、メニューに『回鍋肉定食』と『麻婆豆腐定食』があったら、、、めちゃくちゃ悩みませんか!?

ほとんどの中華料理屋さんにあると言っても過言ではない、私が愛してやまない回鍋肉と麻婆豆腐。「それなら戦わせないで、その時に好きな方から食べればいいじゃないか!」という声も聞こえてきそうですが、ひとつ重大な問題があるんです。

それは、失敗したくない。

 

どこにでもあるメニューだからこそ『当たり外れが』あるんです。

今日はそれぞれの良さを紹介しながら、良い関係がつづくようにとの願いを込めて『3つのテーマ』で書かせていただきます。

これを読んだあなたは、明日のランチはどちらかを食べているでしょう。はい。私も食べます。

1,歴史

回鍋肉を中国読みで『ホイグゥオロウ』。これは料理方法から名前ができました。先ず、中国語で『戻す』という意味もある『回(ホイ)』。
先に豚肉を茹でたり蒸したりする。料理をする時にその肉(ロウ)を鍋(グゥオ)に戻して(回(ホイ))炒める。それで回鍋肉という名前になりました。

四川の料理人が作ったとされる回鍋肉はキャベツを使わずに『蒜苗(葉ニンニク)』を使うのが一般的です。日本に伝えたとされる陳健民という赤坂四川飯店の料理人が、回鍋肉を紹介した時にキャベツにかわりました。

麻婆豆腐という名前には諸説あります。田舎に住んでいる麻婆さんという方が豆腐で作った家庭料理から、一般的な中華料理までに育ったと中華料理店で働いていた時に聞きました。ちゃんとした中国人の料理人ですよ。
更に、日本豆腐協会によりますと。

この料理の生みの親は、四川省の都・成都に住んでいたチャオチャオという女性でした。彼女は顔にあばたがあるものの、とても魅力的な少女だったようです。

17歳で結婚した彼女が移り住んだのが、成都の郊外の三軒長屋。その住まいの両隣には、豆腐屋と羊肉屋がありました。菜種工場で働く夫と彼女は仲睦まじく暮らしていたのですが、その夫が10年後に急死。若くして未亡人となったチャオチャオは、その後も独身を通してつつましく暮らしていました。

生計の糧となったのが、彼女が作る料理です。両隣が豆腐屋と羊肉屋で、お客さんは油かつぎの人夫たち。料理の材料にはこと欠きません。彼女の料理の評判は、成都では知らぬ者がないほど有名になっていきました。

このときの豆腐料理が「麻婆豆腐」だったのです。

めちゃくちゃ詳しいエピソードですよね(苦笑)

ちなみに、『あばた』とは天然痘による瘢痕(はんこん)です。顔にその『あばた』があるおかみさんのことを『麻婆(マーポー)』と呼びます。

2,魅力の特徴

回鍋肉

油と甜麺醤が分離してるのが分かるくらいたっぷりタレがある。
豚ばら肉。たまに脂身の少ない肉があるがそれはいやだ。
ちゃんと甜麺醤を使っている。

麻婆豆腐

汁がいっぱいで絹豆腐を使っている。
四川料理が好き。痺れる辛さがある。
はじめ甘く、後から辛い。

回鍋肉

3、それぞれのおすすめ正解店

回鍋肉

●『餃子の王将』…どの店舗でも良い。

これが、油と甜麺醤が分離してるのが分かるくらいの量です。このタレの完成度があまりにも高いので、このタレに餃子をつけて食べても美味しいのです。
中華料理は同じお店でも料理人によって味が左右されがちですが、餃子の王将(大阪じゃない方)はどこの店舗に行っても同じ美味しさが味わえるという『安心感』が失敗したくないという思いをかき消してくれます。

●総武線浅草橋駅にある『水新菜館』

ふらりと入ったお店で、わたし史上No.1回鍋肉に出会えるなんて最高です。日頃から開拓していてよかった!
この甜面醤の『濃さ』を見てください。これが『TOP OF 回鍋肉』の勇姿です。

麻婆豆腐

●日本橋にある平日の『刀削麺酒家』

これが『初代、麻婆豆腐の王者』です。汁がいっぱいというのはこんな感じです。次に紹介するのも同じなんですが本当に最初甘く感じて後から辛い感じがするんです。
なぜ初代かと言いますと、味のばらつきがめちゃくちゃあるんです。これに当たれば良いのですが特に土曜日(日曜祝日は休み)の麻婆豆腐は見た目も違うし、なによりも美味しくない。しかし平日は高確率でコレが出ます。もはやどれが正解か分からなくなってきてますがチャレンジする価値はあります。

●神楽坂の『水漫庭』

味の安定感抜群。痺れと辛さと甘さのバランスがいい。もはや東京代表です。地味に大切な事なんですが、中華料理屋さんによっては『食べるラー油』的なものが置いてありますよね?ここの食べるラー油が海鮮風味でめちゃくちゃ美味しいんです。
食べ方としては、先ずなにも入れないでご飯を一杯。二杯目は海鮮食べるラー油を入れて食べる。幸せです。

いかがですか?もう食べたくなってきましたか??

あなたの大好きな料理はなんですか?

その料理の美味しさの定義はありますか?

その定義に沿って、あなたの身近な町から大好きな料理を開拓しましょう。

そして、美味しくいただきましょう。

いただきます。

ではまた。