弘中勝の考え方#43『老害になるための必須条件』 | これは当てはまるでしょう!切れ味鋭い弘中節が炸裂しています…
- 私は「昔のほうが良かった」と語る人を、
一切信頼しないようにしている。
「昔はこんなに良かった」というのは、
その人の主観であって、
かなりの想い出補正がされているからだ。
何が気持ちいのかって…『私は』と言葉の所在を明確にしているのが最高にいいですよね。
さぁ、先が気になるあなた。一緒に読み進めましょう。
こんにちは、サチヲです。
私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが… 自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、感情論ではなく、理論的に行動する超絶現実主義者。
更に、オブラートに包まないでハッキリとモノを言うのが気持ちよく、結果、絶大な信頼を生みだしていている。
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☆★☆☆★☆もくじ
弘中勝の考え方#43『老害になるための必須条件』 | これは当てはまるでしょう!切れ味鋭い弘中節が炸裂しています…
私も気をつけないと『老害化』してしまうのではないだろうか…と不安になる時があります。
「あれ?言いすぎちゃったかな…」とか「昔の当たり前を言っちゃったかな…」、もしくは「偉そうに聞こえたかなぁ」なんて良く考えてしまいます。
私が思う老害とは、『偏見・短気・頑固』で集約されているのではないでしょうか。
自分だけの歴史からくる経験が全て正解であり、否定や違う行動を見にすると間違いと決めつけ言わずにはいられなくなり、結局同じことを繰り返す頑固さを持っている。
こう言葉にすると「それはヤバいでしょ!」と思われるかもしれないが、老害最大級の罪は『自覚が無い』ことですよね。
弘中氏が、もっと詳しく説いています。曰く…
「古き良き時代」などという言葉を使う人が多いが、
「古き」というのも中途半端な遡り方で、
「良き」というのもその人の匙加減だ。つまりはファンタジーをしゃべっているのであって、
「じゃあ現代の現実をこうしよう」
「未来の実現に向けてこうしよう」
という話が出てこない。昭和何十年ごろが良かった、などというのは
その人が見てきたごくごく狭い領域の了見の中の話で、
実際その頃に戻ったら、問題山積みでどうせ文句を言う。だから、ただ「昔は良かった」とだけ言う人とは、
距離を置いていたほうがいい。【第6356回】楽しい未来より抜粋
これは分かりやすいです。本当にそっと距離を取った方がいいですよね。
『ビジネスを楽しみたければ、未来を楽しむことである』とも仰っています。
曰く…
「昔は良かった」「わしが若い頃は」と言う人は、
もはや次の時代を作れる能力がない。そういう人が一人でもチームにいると邪魔でしかないので、
ご退場してもらうしかない。
【第6356回】楽しい未来より抜粋
このように一喝出来る自分になりたいものです。
しかし、言うべき時にしっかり言わないと自分の精神衛生上悪くなるのは必至だし、なによりも自分の人生を汚されたくないですよね。
もちろん言い方もありますから、「帰ってください」と直接言うのではなく、笑顔で「解散しましょう」くらい言えればいいですよね。
そして、今後は二度と呼ばない。という感じがいいですが…これが自分自身だったらショックなんです。
気が付かないうちに、仕事が減ってきたら…
気が付かないうちに、人が寄り付かなくなってきたら…
気が付かないうちに、島送り的な部署へ移動になったら…
老害サインが出ているかもしれませんね。
だからこそ、自分が“そう”ならないためにはどうするか?ですよね。
さて、「じゃどうするか!?」です。
弘中氏が言う通りに『常に未来は明るい』という意識を持っているのもいいでしょう。
老害は『過去にこだわる』ので、とても重要なポイントになると思います。
後はやっぱり、適当マイスターである高田純次の言葉が心にグッとくるでしょう。それは…
「『説教・昔話・自慢話』をしないこと。だから俺はエロい話しか出来ないんだよ」
では、ないでしょうか!
最後に
より良い老後を過ごしましょうね。
ではまた。