【ハンターハンター】『キルアの針』 | あくまで“無理”をさせない針であり、その先に“死”に繋がらない限り無茶もする…。
(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
こんにちは、サチヲです。
連載再開祈願として単行本1巻から、改めて読み返しながら『私が大好きな場面』だけを切り取って語ってきました本記事は、まだイルミの針が刺さっているのは“分からない状態のキルア”です。
ただ!イルミの針が刺さっていようが刺さっていまいが、キルアの冷静さ、判断力、分析力があることは間違いないのです。
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もくじ [表示]
【ハンターハンター】『キルアの針』 | あくまで“無理”をさせない針であり、その先に“死”に繋がらない限り無茶もする…。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
キルア「もし… ゴンがあそこで致命傷を負わされかけたら… そしたら オレは動けたかな…」
イルミ針「できないね お前は…」
キルア「ちがう!!」
イルミ針「倒せるか 倒せないかの方が大事だから」
キルア「ちがう」
イルミ針「殺せるか殺せないかでしか 勝ち目のない敵とは戦うな」
キルア「ちがう!!」
あぁーもう!このキルアの葛藤だけで魅力が大爆発しています!!
こんなにも大切で大事な友達であるゴンを、自分の天秤に“乗せようとしただけ”でコレである。
隣のゴンはと言えば、危機感はそこまでなく相変わらずマイペースでゼパイルさんの思い出にふけっている“姿だからこそ”キルアの葛藤が際立つのです。
もちろん“ここまで追い詰められた”理由は、『選択した先が死に直結』しているからである。
これは、殺し屋家業の中でもお家柄がよいゾルディック家の有望株であるキルアは“所詮、子ども…”。“とは言え、子ども”でもあることを思い出させるのです。
今までは“大人顔負けの…”や、ハンター試験でも大人の念能力者を追い詰めた描写がある中、ヨークシン編で急に“子どもらしさ”のエピソードが増えてきたと思うのです。
もっと強くなる可能性を残しながら、成長するための『壁』を『大人と子どもの差』を通して表現してきてるのです。
ここまで追い詰められたら…冷静なキルアでもこうなります

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
- 「勝ち目のない敵とは戦うな」オレが口をすっぱくして教えたよね? By イルミ
必死にイルミの声をかき消すための行動なのか…。本当にしたい事ができない自分に腹立てての行動なのか…。
その両方なのであろう…まさに『死を覚悟』した悲壮感と揺るぎない決意が溢れている目。こんなにも追い詰められ、自信の無い目をするのは“滅多にない”のです。
…いや、1回ありました。それがハンター試験の時にイルミから「ゴンを殺そう!」と言われた瞬間…

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
目の焦点が合わなく、大量の発汗。この時は、動くことが出来なかった。
しかし、今度は違う。自分の意志で“勝ち目のない敵”と戦うことを決めた目でもあるのです。
いやむしろ、冷静なのかもしれません。
それは『ゴンの為に動ける自分でありたい』というキルアの理想でもあり、望みである「ゴンと……友達になりたい」と“あの時”決めたからこそ動けるのです。
持ち前の冷静さでノブナガに突っ込むのを辞めた『経過』がこのページなのです。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
よろしいでしょうか。決して、イルミ針の呪縛で引き返したのでありません!
- 1コマ目…床に滴り落ちるほどの異常な発汗を感じる⇒自分の状態確認
- 2コマ目…改めてノブナガと対面する⇒改めての状況判断(どこまで近づけるのか等)
- 3コマ目…「オレの間合いに入ったら斬るぜ」と言ったノブナガの臨戦態勢の距離⇒敵を分析する
- 4コマ目…少し口を開き「斬られながらもゴンを逃がす算段をつける」⇒仮説の実践へ
- 5コマ目…キルアの歩み。行動、動かなければ思いを達成できない⇒絶望的な強さの敵に間合いを詰めることが出来る強靭な精神力
- 6コマ目…歯を食いしばるキルア。もうギリギリの間合い。⇒ここから先が戦闘開始という決意
- 7コマ目…足を踏ん張りまさに行動しようとする。ここで自分の足の傷が致命傷だと“間に合わない”ことに気がつく⇒無理と無茶の分別が出来ている
- 8コマ目…強く歯を食いしばる。自分の状態、警戒心MAXのノブナガ、総合的判断を下した瞬間⇒本末転倒になる未来を予測できる冷静さ
- 9コマ目…ノブナガに突っ込むのをやめる⇒このままではゴンに確実に被害が出ると判断
……いかがでしょうか!
キルアが自分の目、自分の頭、自分の足で出した答えがコレなのですッ!!
これが!キルアはイルミの呪いを“初めて”跳ねのけた瞬間なのですッ!!
この経験があったからこそ、ラモット戦で“あれ”が出来たのです。
最後に
今日も、私めの妄想にお付き合いしてくれてありがとうございます。
結局のところ私が言いたかったのは…冨樫よこの世に生まれてくれてありがとう!である。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。