【ハンターハンター】『クラピカ』 | ハンタで元祖!自頭がいいキャラクターであるクラピカの“まだ”かわいかった頃…
こんにちは、サチヲです。
冨樫義弘の『X』にて10月2日にアップされたのが、この記事のアイキャッチ画像である。
ただ…その日以降、更新がありません。色々な意味で心配です。
「主に原稿の進捗状況をお伝えしていきます」というファンに寄り添ったコンセプトでXを運営しているのが嬉しいかぎりですが…もう1ッか月以上経っています。
「お体をご自愛くださいませ」という心配と、「連載再開の願い」を胸に、いつものように私が勝手に感動したところを追っていきますね。
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☆★☆☆★☆もくじ
【ハンターハンター】『クラピカ』 | ハンタで元祖!自頭がいいキャラクターであるクラピカの“まだ”かわいかった頃…
トチーノから見たらクラピカは背が低いので、トチーノの目線は下に向いています。はい、分かります。
クラピカから見たらトチーノは背が高いので、クラピカの目線は上に向いています。なのに!上から目線に見えるんです!!
これが、クラピカの一番の恐れである『怒りが風化してしまう』ことの一般人(旅団以外のという意味で)への巻き込み事故です。
そもそもトチーノはノストラードファミリーに雇われたハンターの先輩であります。クラピカはファミリーでもなければ念を覚えたての、言わばひよっこでもあります。
クラピカ的には「念の使い方が甘すぎる。しかも頭も悪い。お前のようなオーラの総量も少なければ、念のコントロールも稚拙で単純な放出系能力者なら、もう少しうまくやれ。」という内容を、クラピカなりに優しく変換したのが「うまくカモフラージュしていたが、上から観察しているとよくわかる」…ですからね。
いやはや…今のクラピカに比べると、不器用さも相まって“まだ”かわいかった!
今後、クラピカを読み解くうえで『自頭のいい人』の特徴を踏まえて読むと…楽しめますよ。
- 自頭がいい人は頭の回転が速く、臨機応変さに優れています。
⇒新しい情報が入ってくると、すぐに内容を理解できます。クラピカ自身も情報の大切さと扱い方を熟知していますよね。まぁその情報を相手に伝えるかはクラピカ次第ですが…。 - 論理的に話を組み立てることができる
⇒起承転結がハッキリしており、論理的で無駄がなく、分かりやすいのが特徴。これが逆に、クラピカのコミュ力の無さが浮き彫りになるんですよね。 - 余計な感情を挟まず的確に説明できる
⇒他人の意見や噂話に流されない。人から聞いた話をそのまま信じることはありません。クラピカは物事の表面だけで判断せず、本質を見抜くために必ず自分の頭と目で確かめてから判断します。 - 臨機応変に柔軟な対応ができる
⇒『今優先すべきことは何なのか』ということを常に頭に入れて行動する。特に目まぐるしく状況が変わる暗黒大陸編では“その”真骨頂を体験できる。 - 人に合わせて話し方を変えることができる
⇒ゴンのような『論理的な話が苦手なタイプ』に話すときや、今回のトチーノに対して行ったように、相手の特徴を考慮した上で言葉や表現を変えて話をします。相手をよく観察し、特徴を見抜くのが得意なんですよね。本来なら相手に合わせて分かりやすく話や説明が出来るので、人に好かれたり感謝されるような流れになるはずが…クラピカは何故かそうはならないところが“逆に”良いんです。
この辺りを押さえながらハンタを読み進めると、更にクラピカが魅力的に映りますよ。
最後に
ちなみに、こんな感じだからクラピカは感情の無いロボットのようにも見えますが…安心してください。
自頭が良いからこそ相手をイラつかせ煽る能力が抜群に高いのですが、それと同じくらい『煽り耐性ゼロ』な所が人間味あふれていて愛おしく感じるんです。
要するに『ギャップ』が分かりやすく作られているのも冨樫の成せる業です。
ではまた。