【麦わらの(株)】『目の前の人を助ける』 | 大きな夢、大きな野望、大きな成りたい姿。先ばかり見て目の前を疎かにする…
(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
こんにちは、サチヲです。
新卒の就活生であるチョッパーは、果たして“地に足がついた人”なのかどうか。
麦わらの(株)のリクルート方法とはどうなのか。
チョッパーに名を与え、息子と呼んだ…ヤブ医者、Dr.ヒルクルに教えてもらった『生き方』とはなんだったのか。
ワンピの過去編で3本の指に入る、珠玉のエピソード。この前半部分をひも解いて、チョッパーの“人となり”を見てみましょう。
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【麦わらの(株)】『目の前の人を助ける』 | 大きな夢、大きな野望、大きな成りたい姿。先ばかり見て目の前を疎かにする…目の前の出来事を大切に出来ない人にはなりたくない。

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
- Dr.ヒルクル「おれはいずれ 医学でこの国を救ってみせる!!」
十分すぎるほどデカい夢…野望とも言える目的ではないでしょうか。
面接に来る人で、たまに…こんな大きな夢を語る人っていませんか。しかし…面接だけでは夢を目標に変えて行動しているかどうかは難しいですよね。
これから話すことは賛否があることなので「これが正解!」という訳ではありません。私が勝手に信じていることを申し上げます。例えばのお話…
1,車の販売員の人が「車を通してその人の家庭を幸せにする!更に車を売ることにより社会を豊かにする!」という。素晴らしいです。
→そして、土日の休みも返上して仕事に打ち込み、自分の家族を犠牲にする。
2,アマチュアバンド活動をしている人が「1年後に東京ドームでライブをする!」という。素晴らしいです。
→そして、曲を作ることもなく酒を飲んでばかり。
3ボランティア活動の人が「世界の飢餓をなくす!」と言って多額の寄付をする。素晴らしいです。
→そして、家に帰ると食べるものは塩とお水だけ。
『目の前』である“自分の家族”を幸せにしないで、人の家庭を幸せに出来るのか??
『目の前』である“曲を作りや練習する”ことをしないで、1年後に東京ドームでライブが出来るのか??
『目の前』である“自分を食わせる”ことをしないで、世界の飢餓をなくせるのか??
先ず!『目の前』のことが出来ていないと説得力がないのです。
大きなことを周りに言うと、『目の前』を見られてしまうのです。
だから!夢や野望を人に言うのは勇気がいることなのです。
あなたの近くに、夢や野望を宣言した人はいますか?もしいたのなら拍手して応援しましょう!
では…「おれはいずれ 医学でこの国を救ってみせる!!」と言ったDr.ヒルクの『目の前』は??

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
はい!めちゃくちゃ『目の前』であるチョッパーを救おうと、裸になってまで“危害を加えない”ことのアピールをしながら奮闘しているではないですか!!
散々人間に「雪男だ!撃ち殺せ!!」と銃を撃たれ…、「逃がすな!追い詰めろ!!」と更に追い打ちを受けたチョッパー。
そんな傷だらけのチョッパーを治そうと体に触れようとしたら殴られる。“それでも目の前のチョッパーを治す”ことを試みる。
それでも“言っていることと、やっていることを一致させる”ことをする。簡単なようで…いざ、やろうとすると“それなりの壁”にぶち当たる。
それを文字通り“体を張って”壁をぶち壊すのがDr.ヒルクルなのです。
Dr.ヒルクは決して『目の前』を見捨てない。その生き方に触れたチョッパーは…

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
Dr.ヒルクルは『目の前』を大切に大事にした行動は、チョッパーの心に届くのです。
そう。
チョッパーは『トナカイでも人間でもない』という深くて黒い影を、『体験』を通して取り除くことが出来たのです。
初めて受けた優しさや思いやりは、やっと相手にしてあげることが出来るようになるのです。いや、したい!と思えるようになるのです。だって“それ”をすると相手が喜ぶことを知っているから。だって、チョッパー自身も“それ”を受けて喜んだから…。
この成長は大きいです。
この後、ヒルクルを師匠として医学を学ぶ。その際、しっかり『目の前』も大切にする。
これが“地に足がついた人”の第一歩ではないでしょうか。
最後に
このような体験をして…麦わらの(株)の社員と社長に出会うのです。
しかし、このエピソードは“まだ”前半。この後の“中盤”で更なる成長を遂げます。
意識高い系である麦わらの(株)に入るには、自分の野望を達成させるための行動力と強い意志決定が必要です。楽しみです。
ではまた。