/>【 マトリックス レザレクションズ 】『トリニティ』 | 前作から引き続き登場したキャリー・アン・モスの美しさを見よ!
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【 マトリックス レザレクションズ 】『トリニティ』 | 前作から引き続き登場したキャリー・アン・モスの美しさを見よ!

★布教 映画

こんにちは、サチヲです。

新たな登場人物を通して、『マトリックス』という時代を語るコーナー。
なにやら賛否があるようですが、私めは『賛』のみです!!

今回は物語の考察ではありません。しかし、ネタバレは有りますのでご注意を。
トリニティ役の『キャリー・アン・モス(Carrie-Anne Moss)』(以下、キャリー)のインタビューを通して、マトリックス愛を語らせていただきます。

ちなみに、名前の由来はイギリスのロックバンド、ザ・ホーリーズが出した『キャリー・アン(Carrie Anne)』のシングル曲のタイトルが由来とのこと。…知らなかった。

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【 マトリックス レザレクションズ 】『トリニティ』 | 前作から引き続き登場したキャリー・アン・モスの美しさを見よ!

はい!カッコいい!どうしたってかっこいいんです。
女性が憧れる『等身大』を演じきったキャリーの覚悟を、インタビューを通して一緒に涙するブログがスタートです。

「前作から引き続き登場!」とか気軽に言っていますが、第1作目が公開された1999年に32歳だったキャリーは、現在55歳なんですよ!!
キャリー自身、40歳になった頃にはオファーされる役柄が“恋愛相手”から“母親”といったものに変化したことを感じたと言っているくらいです。

実際に、ハリウッドには『年齢差別』の事実があるという。
そんな中『マトリックス』のオファーを受けたキャリーのインタビューがグッときます。それがこちら。

 「多くの場合に、多分、フェアではないことが起こっている。私たちの文化は、男性が年を重ねるのを見るのは楽しむけど、女性が年を重ねるのを見るのは楽しまない。でも、これ(その文化)を乗り越えていく唯一の方法は、リアルでいることだと思っているの。そして、年を重ねるなかで、今回トリニティーを演じる機会を得られて嬉しかったのは、そういった理由もある。
20年前、私と同世代の多くの女性が、トリニティーにインスパイアされたと感じてくれた。他の人々がそう言ってくれていた。彼女たちはトリニティーにエンパワーされたのだから、私は今ふたたび、リアルでありたい。私たちのこれまでの旅路や、女性として生きる意味を称賛するために」
FRONTROWより抜粋

私の考えですが、プロに近づけば近づくほど区別ではなく『差別』が存在していると認識しています。
もちろん許されるわけではありませんが、需要と供給に『お金』が絡むと避けては通れない道なんだと…体感してきました。

ただ、そんな現実に悲観する『暇』もないんですよね。キャリー自身も年齢や女性であることに対してどう考えているのか。
続けて、素晴らしいインタビューをどうぞ。

「年齢を重ねるということを、私は完璧に理解しているわけではないし、映画のフラッシュバックのシーンで若い私が出てきた時には、“あぁ、これ覚えてる!”ってなった。そしてその次に、今の自分を見ることになる。自分を完全に受け入れるための旅ね。
私はそのレベルでハリウッドから受け入れてもらえることはない。だから私はハリウッドに受け入れてもらいたいとも思わない。私を受け入れられる人は、私だけ。だからそういった旅は私たち全員にとってユニークなもので、あなたが女優であるか、女性であるか、男性であるかは関係ない。私たちはみんな、死や、若さを失うことに直面する。そういったことに優しくはない文化のなかで。だから私は自分に優しくいることを選ぶし、そう努力している」
FRONTROWより抜粋

特に、「私を受け入れられる人は、私だけ」という考え方には、女優として生きていく覚悟を強く感じました。
だからこそレザレクションズでは、ことさら若さをアピールするのではなく、ゆったりとした自然な演技に『ほっとする』感覚に襲われながらも、物事を『決めた』時の情熱を持った強いまなざしには心奪われるものがあります。

そんな女優魂と言いますか、『プロ根性』というのはモデル時代に培われたモノだと確信しています。

11歳で児童劇団に参加、 中学生の時は合唱団に所属していたキャリーは、アメリカのカリフォルニア州に移り、パサデナのアメリカ演劇芸術アカデミーで改めて演技を学びます。
その後、20歳の頃に活動の拠点をヨーロッパに移し、モデルとして活躍しました。

キャリーと友達でも何でもないので完全に主観ですが、この時に『自分の武器(価値)を増やして磨いた』ということではないでしょうか!!

女優の卵なんてたくさん存在する中、戦い続けるために他に自分に出来ることを…174cmの高身長と端正なお顔立ちだったことから『モデル』と決め、キャリアを積む。
そして、1991年からのアメリカのTVシリーズ『ダーク・ジャスティス』でレギュラーを獲得。

人生の転換期である1999年。
サイバーパンクの金字塔となった『マトリックス』のヒロインに抜擢されたことで一気に脚光を浴び、その後『ショコラ』や『メメント』といった映画に出演することになる。

これをプロ根性と言わずしてなんと言う!ですよ。繋がっているんですよね。

キャリー自身「この先百万年待っても絶対にない」と思っていた『マトリックス レザレクションズ』に出演することになる

初めて脚本を読んだのは、ラナ(・ウォシャウスキー監督)のお家で、そこにはキアヌをはじめ何人かが集まっていました。内容を事前に教えてもらえなかったこともあって、ワクワクしながら読み進められましたね。その時は、良い意味でショックを受けました。自宅に帰ってからは、自分なりに少しずつ咀嚼していって、トレーニングもすぐに始めました。今回の道のりでは、どの瞬間も充実していて、挑戦の連続でもありました。スタントをはじめ肉体的なことにも挑戦しましたが、心の底から楽しめました。
THE RIVERより抜粋

わお!監督に家で、しかもキアヌも一緒に!?…これは主要キャラだからでしょうか。
なんか特典映像とかで、『こういう場面』も入れてもいいんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。
もう、めちゃくちゃその時の会話が聞きたい。

最後に

今回のトリニティの顛末を観て…本当にマトリックス5が楽しみで仕方ありません。
ラナ監督の性転換や、私生活に多大な影響を受けたような感じもします。

そんな邪推をしてしまうくらい一つの映画として完成し、丁寧に見事に道を繋げている。
私自身も、その道を共に歩みたいと思う次第です。

ではまた。