/>【 マトリックス レザレクションズ 】『モーフィアス』 | 新キャストを魅力を通して、25年を経てからの再起動を愛でる
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【 マトリックス レザレクションズ 】『モーフィアス』 | 新キャストを魅力を通して、25年を経てからの再起動を愛でる

★布教 映画

こんにちは、サチヲです。

新たな登場人物を通して、『マトリックス』という時代を語るコーナー。
なにやら賛否があるようですが、私めは『賛』のみです!!

今回は物語の考察ではありません。しかし、ネタバレは有りますのでご注意を。
モーフィアス役の『ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世』(以後、ヤーヤと呼称)のインタビューを通して、マトリックス愛を語らせていただきます。

  • その前に、「キアヌとキャリーは出てんのに、ローレンスやヒューゴとかなんで出ていないの??」という問いに先に応えます。
    ズバリ!『今回は新たなコードで作られているから別物だ』以上です。これで、ほとんどの疑問が解決します。
    だからこそ、じゃ何故あの二人だけ…?の答えはシナリオで組み込まれているので、実際に映画を観て新時代を体感しましょう

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【 マトリックス レザレクションズ 】『モーフィアス』 | 新キャストを魅力を通して、25年を経てからの再起動を愛でる

みんな大好きモーフィアスこと、モーちゃんが来ましたよーい!!

本当にビックリしたのが、最初の登場が『エージェント・スミス』の体で登場しているんですよね。
でも、前作のヒューゴが演じた『スミス』とは違いますよ。モーダル内の『スミス』として登場しているんです。
先ほど話した、『今回は新たなコードで作られているから別物だ』ですね。

ちなみに、モーダルとは『プログラム内のプログラム』です。
コレが、話をややこしくしているし、新たな挑戦でもある構造なんで…よろしくお願いします。

もちろんのこと、私、この俳優ヤーヤを知りませんでした。

 1986年生まれで、今年35歳となったヤーヤは、じつは俳優以外の仕事に就いていたことがある。その職業は、シティプランナー。

アメリカの最難関大学の1つであるカリフォルニア大学バークレー校で建築を専攻したヤーヤは、卒業後に、サンフランシスコでシティプランナーとして仕事を得た。

しかし彼が大学を卒業したのは、2008年のこと。そう、リーマンショックが起こった年。その影響もあり、彼はリストラにあってしまう。しかも彼は、この前年の2007年に最愛の父親をがんで亡くしている。

しかし、バークレー校在学中から演劇のクラスも取っていたヤーヤは、シティプランナーとして働いていた時にも夜間の演劇クラスを履修していたそうで、これをきっかけに本気で演技を学ぶことに。彼はニューヨーク大学、ハーバード大学、イエール大学という超名門大学にすべて合格し、最終的にイエール大学を選んだ。

…ん?えぇーーー!?すべて合格!?しかも、イエール大学!!そして、シティプランナー(都市設計家)。
人に歴史ありと言いますが、ここまでインテリ系の経歴も珍しいのではないでしょうか。

しかも、傍らで演劇も…相当な努力家でもあるし、明確な目的をもって生きてきたのは容易に想像できます。
全く別ジャンルなのにね。貪欲でスゴイ。

順風満帆とも思えるが、しっかり壁にもぶち当たっています

イエール大学で学び始めた1年目に、困難にぶつかったそう。スティーブン・アドリー・ギアギスによる『The Motherfucker with the Hat(原題)』で彼が演じたキャラクターが理解できなかったため、そのキャラクターを分析するために一晩を明かしたという。その経験は、他の人の考えや生活などを理解し、共感するうえで、人として、俳優として、自分を変える経験になったと、米New York Timesで振り返っていた。

もちろん、プロとして当たり前のことかもしれませんが、ヤーヤ自身の実直な姿勢が美しすぎます。

そして、気になるオーディションの流れについての記事を見つけました。

オーディションは2回ほど受けました。とにかく、ラナ(・ウォシャウスキー監督)と時間をかけて話し合いました。僕の人生やバッググラウンドについて、あとは演技についても少しだけ話しました。脚本の内容についてはほとんど話さなかったです。もしかしたらご一緒することになるかもしれない方たちと会うための場でしたね。オーディション中、ラナはとても興味を示されていましたし、彼女が作り上げようとしていた『マトリックス』のためだけのクリエイティブなコミュニティに僕が適応できるかを確認されていたのではないかと思います。

この映画では、作品を完成させることと同じだけ、作るまでの過程を経験することが大切でした。30分ほどかけて人生について話すこともありました。実際に作品の中身について話していったのは、それからです。ラナはご自身の目で見て理解を深めるタイプだから、僕たちが幾つかのシーンを演じて、それを彼女が撮影して。演技の側面から考えると、とてもシンプルなプロセスでした。オーディションでユニークだったことといえば、アーティストとしてお互いをあらかじめ知る機会が与えられていたことです。大規模な企画では、そういつもあることではないですから。

この頃は、完全に情報をシャットアウトしていた時期の話なので、こういう感じに聞けると嬉しいもんですね。
このような話を聞くと、「あー普通の人間なんだな…」と思ったりします。なんせ、映画自体人間離れしていますからね。

あの!モーフィアスの再リロードされた役ですから、もちろんローレンス演じたモーフィアスも意識しているところがお茶目♡

これは、DVDで語られていましたが…ヤーヤ自身もめちゃくちゃ意識せざる得ないし、プレッシャーでもあったようです。
新たなスミス役である『ジョナサン・グロフ』も語っていましたが、細かなクセ、口調、仕草、あえて寄せている所が満載なんですよね。

まさに昔のファンに対するサービスもあるのだろうけど、実はしっかり『そうである理由』があるのがびっくり。
監督であるラナは、ある意味本当に追い込まれていたのだと思えるほど、狂気と悪意に満ちたシナリオを作りましたよ。

レザレクションズでの『モーフィアス』は一味違う

今回のモーフィアスは自分自身と向き合うことを、出会いにより強いられ、次第に成長する姿が描かれています。
全く違う身体を持ち、立場も異なる人物を演じ分けたヤーヤが素晴らしすぎます。

しかも、いちばん求められているであろう戦闘シーンは、前作同様『ダンス踊っているかのような格闘』を、新たな解釈を交えながら演じ切りました。
曰く…

トレーニングについては、ものすごく激しかったです。これまでで一番肉体的にハードだったかもしれません。
空手やテコンドー、柔術、ボクシングも学びました。何もスキルが無い状態からスタートして、求められる戦いの動き全ての鍛錬を重ねていくというような流れでした。キアヌはトレーニングのリーダーとしてすごく良いお手本になってくれました。彼自身も一生懸命取り組んでいて、限界まで肉体を追い込んでいました。そうしながら、僕たちの背中を押してくれるような存在でした。

道場のシーンのトレーニングは1ヶ月ほど行いました。このシーンのアクションは、個人的に一番誇らしいです。やれるだけのことを出しきりましたし、楽しかったです。道場のシーンは前例もあるので、比べられてしまうだろうなという気持ちもありましたが、これはこれなんだと思い、1作目のことはなるべく考えないようにして皆で作り上げていきました。特別な格闘シーンになっています。

と語っているように、とても大切で大事なシーンとなっています。
もう、ファンとしては感謝感激です。

最後に

私自身も、人生に大きな衝撃と影響を受けた『人生を変えた映画』だと思っています。

あなたにもきっとあるであろう『そんな映画』を、お互いに大切にしていきましょうね。

ではまた。

前回はこちら。
【 マトリックス レザレクションズ 】『バックス』 | 新キャストを魅力を通して、25年を経てからの再起動を愛でる (sachiway.net)