歴史リテラシー | 通称「東京裁判」左寄り右寄りの認識の違い。あなたはどちらでしょうか。
こんにちは、サチヲです。
リテラシーとは、そのジャンルの『読み書き』ができる能力と理解しています。言わば、その国の『言葉』を学ぶような感覚に近いのではないでしょうか。
行ったことのない、言語が違う国。コミュニケーションができなくては、働くことも部屋を借りることも困難で生活がままならないことが予想されます。
そうなると必然的に、その国に行くのは『怖い』という感情に支配され、自分の行動範囲が狭まってしまうこともあります。
リテラシーを学ぶということは、行動範囲が広がることもさることながら、自分の『考え方の幅』を広げることになります。
さらに、知らないことを知ることにより『リスク』も回避することができるものと考えています。
そうして目の前の世界が全てだった環境が、学ぶことにより視野がグッと広くなります。結果、人生の『選択肢』が増えるキッカケになると信じています。
さて、今日のリテラシーはこちらです。
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☆★☆☆★☆もくじ
歴史リテラシー | 通称「東京裁判」左寄り右寄りの認識の違い。あなたはどちらでしょうか。
敗戦国だけ「事後法」によって当時は犯罪とされていなかったことをさかのぼって裁き、その一方で戦勝国については、明白に国際法に違反した戦争犯罪も全て不問にするのだから、これは「私刑(リンチ)」そのものだった。
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では、その根拠のひとつである戦勝国にはどのような裁判がされたのか?
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先ず、戦争自体は犯罪でなくても、戦争中の法律ならある。それが「戦争犯罪」です。
- 一般住民、非戦闘員に危害を加えてはならない
- 軍事目標以外を攻撃してはならない
- 不必要な苦痛を与える残虐な兵器を使ってはならない
- 捕虜を虐待してはならない
このように、一応法律ができ、違反すれば「戦争犯罪」となりましたが、この交戦法規は完全ではありませんでした。
それは、捕まりさえしなければ一切裁かれるこたはなかった。
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アメリカの原爆投下が交戦法規の①②③全てに違反していることは、言うまでもありません。
戦勝国の戦争犯罪人は誰一人として裁かれず、敗戦国の「戦争犯罪」だけが裁かれました。
事後法の禁止と法の平等適用は法治社会の鉄則であり、これを破ってる「東京裁判」は、根本的に「裁判」と呼ぶには値しません。
このような環境で裁かれた、いわゆるA級戦犯などの扱いは百歩譲って戦勝国が言うのはいいが、日本人がA級戦犯などの日本人を悪く言う人が一定数存在していることに疑問を抱きます。
『いわゆる』という枕詞がついている理由の一つに、日本人は認めていないという意思があることは明白ですね。
東京裁判の判事の1人であるインド代表のラダ・ビノード・パール博士という人物
インドの法学者、裁判官、コルカタ大学教授、国際連合国際法委員長を歴任したパール判事だけが「日本は悪くない!この裁判は間違っている」と、東京裁判において唯一被告全員無罪の意見書を出した方がいたことも忘れてはなりません。
昭和21年5月東京に開設された『極東国際軍事裁判所』法廷の(通称、東京裁判)インド代表判事として着任されました。
この裁判を担当した連合国十一箇国の裁判官の中で唯一人の国際法専門の判事でした。法の正義を守らんとの熱烈な使命感と、高度の文明史的見識の持主である博士は、勝利に傲る連合国の、今や無力となった敗戦国日本に対する野蛮な復讐の儀式に過ぎない事を看破し、事実誤認に満ちた連合国の訴追には法的根拠が全く欠けている事を論証しました。
そして、事実誤認に満ちた連合国の訴追には法的根拠が全く欠けている事を論証し、被告団に対し全員無罪と判決する浩瀚(こうかん…書物の分量が多いこと。書物が大部であること)な意見書を公にされたのであります。
靖国神社にはパール博士の顕彰碑があります
顕彰とは、個人の著名でない功績や善行などを称えて、広く世間に知らしめるとあります。
広める為に写真のような石碑まで作っているのです。私、知りませんでした。
顕彰碑の正面にはこのような言葉が刻まれています
時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には また理性が虚偽からその仮面を剥ぎとった暁には その時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら過去の賞罰の多くにそのところを帰ることを要求するであろう
とあります。靖国神社宮司である南部利明氏曰く。
私共は茲(ここ)に法の正義と歴史の道理とを守り抜いたパール博士の勇気と情熱を顕彰し、その言葉を日本国民に向けられた貴重な遺訓として銘記するためにこの碑を建立し、博士の偉業を千古に伝えんとするものであります。
改めて、靖国神社へ行こうと思います。
ちなみに……通称、東京裁判の裁判長はオーストラリア代表
判事は、カナダ、中華民国、フランス、オランダ、ニュージーランド、ソ連、イギリス、アメリカ、インド、フィリピンの11カ国。
全部、戦勝国とその植民地です。
敗戦国はおろか中立国すら誰もいない。
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しかし、そもそもなぜソ連が「戦勝国」としてそこにいたのか
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日本はソ連と戦争をしていたのではない。
「中立条約」を結んだ準同盟国でした。
その条約に違反し、敗戦確実の日本を火事場泥棒のように攻めて領土(北方領土)を奪い、100万もの日本人を強制連行して虐待労働させている国がそこに座っていたという。。
このソ連の戦争が終わったにも関わらず、日本の領土であった北方領土を戦争という手段で取りにいった行動にも、実は理由があります。
それは、日本人の終戦した日と、世界が終戦した日がズレているから起こりました。それを悲劇と一言で終わらすにはあまりにも悔しい気持ちでいっぱいになるのは私だけでしょうか。
しかし、ここでも教科書には書かれない戦いがあります。
とある日本軍が活躍しなければ、さらに北海道どころか東北までソ連に取られるところでした。(この話はまた今度)
このように、日本人の立場からの歴史が歪められ黙殺された環境では…
北方領土・尖閣・拉致・沖縄等の国防に関わる様々な国際問題を、軽んじてる日本人が多いのは悲しいことであり、同時にゴリゴリの左翼思想の教育で育った私たちではしょうがないことです。
だからこそ、各種リテラシーを学び、危機感を持ってちゃんと正面から考えることが私自身には必要だと思い、ブログを通して学んでる次第です。
それにお付き合いしていただき、ここまで読んでくれて本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
最後に
特に政治や戦争は左右の主張が食い違うデリケートな題材です。現在の日本は民主主義国なので両方の話を学ぶことができます。
がしかし、普通に義務教育を受けて、テレビと新聞を見ているだけだと、意識しなくても左寄りの思想になります。
私個人的には、今回の話は真ん中だと思いますが、世間的には右寄りの話なんでしょう。
現在の日本では、右寄りの話は意図的に情報を取りに行かないと入ってきません。
そうして、取り入れた左右の情報を知ってから、自分の主義主張を決めてからでも遅くはないと思います。
今回の資料は『保守も知らない靖国神社 小林よしのり著』と『軍事遺物』よりhttp://tokyowanyosai.com/sub/ibutu/sekihi/kinen-146.html
から学ばせていただきました。
ちなみに、分かりやすい所で共産党の新聞赤旗は真っ向から否定しています。https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-05/ftp20070905faq12_01_0.html
このサイトは検索上位にあり、しっかりSEO対策をしているよく作られて(内容ではない)いるページです。
コレが、同じ日本で語られているという事実が平和ボケしていると言われる所以でしょうか。
あとは、あなたの目で調べて、あなたの価値観で決めてください。
どちら側に行くにしても良い悪いはなく、どちらかに寄るのは正常なことです。
ただ。有事の際に、日本人としてしっかり考え、行動できる人になりたいものです。
ではまた。