/>【マクロスΔ】『ワルキューレ』 | 5人の力が最大限に発揮した…まさに完全燃焼に相応しいライブパフォーマンスを魅せて…
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【マクロスΔ】『ワルキューレ』 | 5人の力が最大限に発揮した…まさに完全燃焼に相応しいライブパフォーマンスを魅せて…

★布教 ワルキューレ(マクロスデルタ)

こんにちは、サチヲです。

ワルキューレがこの世に生まれて、8年が過ぎようとしています。
早いようで早い。いや、本当に早すぎます。まだまだ引っ張れるでしょうよ。まだまだこれからもっとファンも増えて、もっと良い曲も増えて、もっと素晴らしいワルキューレの世界が広がるはずなのに…一度、終わりにするなんて。。。

正直、足りなすぎます!「一旦、一区切り」と公式発表があるにしろ、これで終わるなんて…頭の中はもうずっとこの繰り返しなんです。
それは何故か…『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜(以後、『ラスミス』と表記)のミッション・コンプリート版『at 東京有明アリーナ(Day1)』をやっと見たからなんです!!

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【マクロスΔ】『ワルキューレ』 | 5人の力が最大限に発揮した…まさに完全燃焼に相応しいライブパフォーマンスを魅せて…いただきました!!

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT マキナΔ西田望見(のぞみる)

まさかのハインツ様スタートとなったラスミスは、度肝を抜かれたと同時にかなり“丁寧”な世界観を作り上げるセットリストだと感じました。
というのも、2曲目に満を持してワルキューレが登場した最初の曲が『一度だけの恋なら』(以後、『いちこい』)なんです!これはTVシリーズ最初のOPであり、私たちが最初に触れ合う曲(作品の中では、まさかの『ジリティック♡BEGINNER』ですが)なので、ワルキューレとの出会いを想起させ「歴史のスタートを一緒に切ろう!」的な想いを感じました。

だからなのか…いちこいのオープニングではメンバー全員緊張した面持ちで、丁寧に歌を届けようとしている姿が印象的でした。しかし、ファンの張り裂けんばかりの大声援とリアクションを感じた5人は直ぐに笑顔が出たのに感動し、私め、もう既に泣きそうになってしまいました。

その後もワルキューレ全員素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれたのは、確かな“事実”なんです。ただ個人的に『闇キューレ』パートがもっと好きになりました。
その中でも!私にはマキナこと『のぞみる(西田望見)』の表現力に圧倒されたのです。あのファンサービスのプロ・なおぼうを抜いてましたよ!
それは、のぞみるの『妖艶さ』です!!普段は“きゃわわ”な感じのキャラという事もあるからこそ、闇キューレのゾーンに入った時のギャップが凄まじいのです。
ワザと長くした『リボン』と、その長い髪を振り乱したと思ったら、急にセクシーな感じになったりと、ワルキューレとは真逆の世界観を歌や仕草、表情で見事に表現していました。もう最高。

特に!のぞみるとなおぼうが二人でわちゃわちゃしているだけで幸せな気分にさせてくれます。
のぞみるからは…本当に楽しみながら笑顔でファンに手を振る姿や、メンバーとのすれ違いざまの“からみ”も魅せてくれる姿に「今度はなにをしてくれるんだろう」というワクワク感を常に思わせてくれる楽しさと感動をいただきました。

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT レイナΔ東山奈央(なおぼう)

なおぼうは相変わらず安定の“プロ”でしたので、安心して楽しませていただきました。
先ずは、身体の各部位を単体で動かす技術…いわゆるアイソレーションがプロのダンサーお墨付きの上手さなので、ダンスのキレが半端ないのです。
しかも!そんなダンスをしながら歌っている時に、カメラに抜かれた時の表情や仕草が“ちゃんと可愛い”く仕上げてくるんですよ。素晴らしすぎるんです!
これぞ強者の余裕♬とすら思えますが…なおぼうは、人一倍練習の鬼でもあるんですよね。
そもそもですよ。忘れてはいけないのが、なおぼうはソロで日本武道館ライブやった『歌唱力』…そして言わずもがな、なおぼう自身に『華』がめちゃくちゃあるのです。

そんな!なおぼうについて、これだけは言わせてください。
ワルキューレでは“そこまで”歌うパートが少ないながらも、私めが参戦したDAY2の『破滅の純情』の曲ではやってくれたのです。
曲間に「好・き・よ」とセリフを言うところがあるのですが…なおぼうは「すぅーーーき」と言ってのけたんです。もう汚ネェでゴワスヨ!そんなの言われたら「うぉーーーー!オレも私も好きだぁーーー!!」ってなりますよね!?これがまた、清楚な感じでイヤらしくないのが不思議なくらいなんです。

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT フレイアΔ鈴木みのり(みのりんご)

みのりんごのライブ時の可愛さは異常すぎます。いい意味で!ライブでは別人としか思えないほど、輝いているんです。それは普段(特にマクとまの時は…)とのギャップが半端ないんです。それほどまでにキャラに没入する“深さ”が尋常ではないんですよ。

それに加えて、ライブ時の『煽り』も上手い!コレに関してはキャラの没入とは別次元のスキルですからね。
『ルンピカ』では、数秒しかない曲間に「ハイッ!!ハイッ!!」と煽りながら「みんなの笑顔!私たちに見せて欲しいんよ! 大好きなみんなに!大好きなワルキューレと 私たちの歌を届けます! 今日は思いっきり 楽しんでいくんよ!!」と、しっかり行間に一呼吸を入れてファンとのコミュニケーションを無駄のない言葉で盛り上げる能力は、ボーカリストなら“かなり”勉強になるはずです。
これは相当なライブ経験を積まないと“独りよがり”になってしまうところ、みのりんごのソロも含めそこまで経験していないのに『それが出来る』のは、日ごろからライブの研究と練習の賜物なのでしょう。
みのりんごは普段(インタビューも含め)から、ひたむきな努力を見せません。だからこそ、神格化してしまいがちなところ…『キャラに没入する』スキルでファンに努力を感じさせずに楽しませてくれるのは、エンターテイナーとしてみのりんごの強みの一つですよね。

ただ正直、DAY1のみのりんごは『まだまだ本領発揮していない』と思っています。もちろんみのりんごが、手を抜くなんてことはするはずがありません!
ここまでこじらせた原因は私めがみのりんごの『歌唱力』と『表現力』『笑声』に心底ほれ込んだ他ありません。もっとイケるはずなんです!もっと言葉の意味とフレイアの運命を千秋楽に行くにつれて感情を昂らせるために“ワザと”選曲したのかと思うくらいです。だから、DAY6を見るのが楽しみです。

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT カナメΔ安野希世乃(きよのん)

オープニングで登場した時みんな神妙な面持ちで登場したのに、我らのきよのんは“いつも通り”の『包み込むような安心感を与える笑顔』を振りまいていただきました。
まるで聖母のような笑顔に癒され、その身にまとうきよのんの空気が好きなファンはたくさん居ると思います!

強さや威圧感でリーダーシップを取らないカナメさんというキャラクターには、きよのんにしか演じれない、唯一無二感は他の追随をゆるしません。
その存在感を支えているのは、紛れもなく『歌唱力』に違いありません。きよのんでしか表現できない透き通ったクセの無い歌声は、となりで歌ってくれているような穏やかな優しさなのに…どこか芯のある力強さもあるんです。

実はコレ、きよのんのソロでは滅多に聴けない声質でもあります。そんな力強さと安定感があるからこそ、ワルキューレの元センターでありリーダーであるカナメというキャラクターを表現出来ていることを強く思います。

もう兎にも角にも、きよのんの周りだけ時空が歪んでいるのか…そこまで時空をゆがめる程の、人を引き付ける重力を身にまとっているのは確かな話なんです。
だから私たちは、その重力に逆らわずにただ身を任せれば良いのです。春の小川のようにさらさらと心が洗われていく体験が出来ますよ。

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT 美雲ΔJUNNA(ジュンナ)

この日のJUNNAは、突き抜けていました。「私がワルキューレのメインボーカルなんだ!」という気迫と、「私を育ててくれたワルキューレ…ありがとう」という感謝の気持ちを込めた繊細さが両立された突き抜けたボーカルパフォーマンスを魅せてくれました。このままDAY6まで持つのか!?と思うくらいです。

特に!『闇キューレ』関連の曲が顕著なんです。
量子AIシステム「セイレーンデルタシステム」によって産み出されたヴァーチャロイドで、ワルキューレの曲をディープラーニングさせたからこそ!力強いと思ったらか弱くなったり…といった完璧なようで完璧ではないキャラクターの情緒不安定さがある設定に対して、楽曲では…変拍子やブレイク、転調など複雑な編曲をすることにより闇キューレの情緒不安定なキャラクターを“そのまま”表現した楽曲に対して、JUNNAはずば抜けた歌唱力で見事に乗りこなし表現しているんです。もうこのゾーンは圧巻でしたね。

後、忘れてはならないのが思い入れのある『Walkure Attack!』ですよね。是非、のびのびと歌い凜とした歌声を聴いて欲しいところです!

それにしても、ライブを重ねれば重ねるほどJUNNAの笑顔がたくさん見れているような気がします。
もちろん美雲というキャラや『美雲の歌を担当している』というJUNNA自身の歌いに対する真摯な姿勢もあるのだけれど、笑顔や微笑ましいファンサービスを見るたびに思うことがあります。
『いけないボーダーライン』を収録した時は14才。そして15才でデビュー。その後8年という歳月経て、JUNNAは立派に育ちました…という謎の親目線になってしまうのです。
こんな感情になるのは、私だけではないと思います。

誰一人欠けてはならない、絶対的な5人。

©BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

『責任感』と『楽しませる』という“プロ”としての姿勢と、それに伴う技術、そしてエンターテイメントとして“ここまで”の完成度に仕上げたワルキューレのみんなを筆頭に、楽曲を支えるバンド、スタッフ、マクロスデルタ各関係者…『一つのチーム』としてこんなにも最高なラストライブを魅せてくれたことに感謝しかありません。

最後に

私は、基本ワルキューレ箱推しです。しかし、あえて言うならば…みのりんごときよのん推しです。
これはもう、今も昔もこれからもですね。

実は、まだ最終日のライブ映像を見ていないんです。でもこれは、DAY5に一緒にライブに行ったオタク友達と“初めて”見たいので…タイミングが合うまでおあずけです。
我慢は慣れているので、楽しみは後に取っておくことにします。

あぁ…改めて、ライブに行けて本当に良かったな。
さて!「我もワルキューレのラストライブを見たくなった!!」という方は、こちらに情報を載せておきますね。

ではまた。