【アニメ】『格闘マンガの如く魅せるゲーム展開』 | 第31話(第2期 第7話)「糸師 冴」のBパートが面白すぎるッ
こんにちは、サチヲです。
前話の30話が状況確認と舞台環境の落差の説明に時間を使い、だいぶゆったりとした回だったので「大人の事情でもあるのかなぁ」と思いながら、煮え切らない気持ちで土曜日を待っていたのですが…そういう事ですか。2話分の尺をめいっぱい使い、私たちのはやる気持ちを“あえて”押さえつけ…ブルーロックの置かれた環境に私たちを丁寧に誘い、同じフィールドに立たせてキックオフをする。
なにがスゴイかって、私め…サッカーは3ミリくらいしか興味が無いのに、結果!最高のサッカー体験をさせてくれたのです。
あ。いつものことながら、ブルーロックを見ている人を前提に話すので、前後の詳細な説明は省いています。
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☆★☆☆★☆もくじ
【アニメ】『格闘マンガの如く魅せるゲーム展開』 | 第31話(第2期 第7話)「糸師 冴」のBパートが面白すぎるッ!!
31話のAパートまでは、本当にフラストレーションをワザと貯めさせられていたわけですよ。
そしてBパートでは、本当に丁寧に『正義は勝つ!』的な、すごく気持ちの良い、スカッとさせる物語を紡いでいたんです。
もちろん!タイトル名にもなっている『糸師 冴』を際立たせているのですが、その方法が糸師 冴とU20日本代表のプロ意識の差を分かりやすく描く。
このようなエピソードを“そのまま”見ると、「あぁ、糸師 冴個人を叩きのめす戦いなんだ」と、なりかねないのです。
しかし、そうはならない。
冴はU-20のメンバー(特にストライカー)に言う。曰く…「触んなヘボども。3回。オレがシュートを狙えたチャンスの数だ。それを殺してお前らへのパス供給にオレの労力と時間をさいてやった。猿でも決めれる決定機を、そのゴミが外したから イラついて打っただけだ」。と、冴なりの優しさ(試した)を魅せたのだ!
この事によりブルーロックは“糸師 冴と戦う”というよりも、“糸師 冴がコントロールするU-20と戦う”という、しっかりサッカーとしてのチームプレイに引き戻してくれた。
更に!前話から今回のAパートにかけて、ブルーロックが乗り越えるべき『壁』をしっかり丁寧に高く描いた。
自分が点を入れること大好き、エゴストライカー軍団・ブルーロックに、U-20日本代表が誇るバック陣である“鉄壁カルテット”によって各選手の武器が封じられるのです。
今まで通用していたプレイが全く歯が立たない。次々と攻撃の芽を摘まれてしまう画を、見させられている私は…しっかり感情移入ができる準備万端の状態に、気がついたら成っていたのです。
そのダメ押しが、安心安定の絵心の理論武装された解説(答え)である。
曰く…「まぁ、こんなもんでしょ。だって練習は練習だよ。あんりちゃん。練習で養われるのは所詮…ノンストレスで発揮する“ただの技術”だ。どこの世界も同じで、練習ではパフォーマンスを出せるのに、本番じゃイマイチって奴いるでしょ。」続けて…「そうそう。練習と本番の決定的違いは、ストレスの有無だ。舞台環境。対戦相手。それに伴う自信のコンディション。メンタルの変化。筋肉の硬直。思考の停滞。本番ってのは負のスパイラスに陥る要素で溢れている。練習通りになんか行くわけないんだ。そんなストレスを打ち破る方法は、ただ一つ。アドリブだ。」と、サッカーの流れを変えるが如く、物語の流れを変える『間』を絵心の講釈で達成させる。
そして、絵心のダメ押しのセリフ「黙って信じてろ。ウチのエゴイストどもは本番に強い。」から最高潮へ一気に持っていかれるッ!!
ココからですよ。『天下一武道会』の団体戦のように格闘マンガを彷彿とさせるぶつかり合い、罵り合い、騙し合いを美しもカッコよくテンポ良くたたみかけるのです。
考えられませんよ。このBパート3回は見直していますよ。
ココは、実際に見てもらいたいので細かくは描きませんが…一言。
「結局、凪が美味しいところを持っていくんかいッ!」というツッコミを黙らせるスーパープレイには本当に感動しました!!
キャプテン翼と違い、この技は…きっとリアルで出来るでしょう。試合でやるヤツは居ないでしょうけど。
最後に
サッカーを良く知らない私からすると、ファンタジーの分量がこのくらいの方がちょうどいいのです。
あなたはいかがですか?
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。