【日本語勉強】#20『けれども』 | 意見や感情を示す主観性の強い逆説…この際、事実でなくてもいい!強く想ったことを!!
こんにちは、サチヲです。
日本人なら、何も考えずに使っている言葉。もちろん『母国語』というモノがあなたの国にもあるでしょう。
そんな母国語も、ちゃんと使い方を学ぶと、相手にもっと伝わるし、文章は読みやすくなるし、結果いいことがいっぱいです。
特に『接続語』に注目して、日本語の世界を『私めが!』学んでいく内容となります。
一緒に、学んでくれる方がいらっしゃいましたら…どうぞ読み進めてくださいませ。
参考書として、『文章が劇的にウマくなる接続詞』山口拓郎 著(文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス) | 山口 拓朗 |本 | 通販 – Amazon.co.jp)
今日の接続語は、『けれども』です。
では早速、学んでいきましょう。私めが。
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☆★☆☆★☆もくじ
【日本語勉強】#20『けれども』 | 意見や感情を示す主観性の強い逆説…この際、事実でなくてもいい!強く想ったことを!!
『けれども』は【それまでに述べた内容と相反する内容を示したい】ときに使われます。
多くの場合後続文章では、先行内容に対する書き手の意見や感情が示されます。
その点においてしかしよりも主観性が強めの逆説表現です。
◆たとえば◆
- 昨日工場で事故があった。けれども、すでに復旧している。
⇒先行内容同様、後続内容も客観的な事実の説明。ゆえに、『けれども』より『しかし』の方がなじむ - 空条は驚くほど人見知りです。けれども、誰よりも硬い意志と行動力を持っています。
- 康一くんは作業のスピードは遅いです。けれども、ミスのない正確さと、安定さがあります。
今回の接続詞も、使用頻度は高いのですよね。けれども、私は意味を理解して使っているのだろうか。
『けれども』の前後の内容が、客観的事実の説明で使ったことって…私、絶対にありますよ。
そうか。『けれども』の後は、事実でなくていいんですね。私が思ったことや、感じたことを主張していいんですね。
確かにそう考えると、1番目の『けれども』の前後は、「事故があった」と「復旧している」は事実だし、主観的ではないです。
ちなみに、けれどもの略語である『けれど・けど・けども』は…
これらの接続語は、話し言葉で使われることが多い表現とのことです。
モノローグ(独白)的な文章の会話文での使用はオーケーですが、かしこまったビジネス文書での使用は控えましょうと追記しておきます。
最後に
今まで結構、接続語を特集してきましたが…こんな勉強って学校でしましたっけ!?
私、学校での勉強の記憶が全くありません。
私的には、少し楽しいです。
この楽しい想いが小学校の頃にあったら…また違う人生だったのでしょうか。
いや、想った時が適齢期です。今がちょーどいいんですね。
ではまた。
次回はこちら。
【日本語勉強】#21『それでも/でも/(それ)にもかかわらず』 | 予測とは裏腹な結果へと行きつく (sachiway.net)
前回はこちら。
【日本語勉強】#19『とはいえ/だからといって/とはいうものの』 | 先行内容を認めつつも、制限を加える (sachiway.net)