(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
こんにちは、サチヲです。
今回は、ヒュリコフの念能力だけを深掘りさせていただく記事なので…よろしくお願いします。
……まず!!
ヒュリコフの念能力 『鋼の錬金術師 (コンボマスター)』 について、現状で分かっている公式の能力を確認しておきましょう。
鋼の錬金術師 (コンボマスター)…特質系
一定時間 (合算で) 標的の側にいる事で 標的の能力の詳細を読み取り 標的の能力を破壊したり 逆に補強・補助する武具を創り出す
・能力を読み取っている間は “発” を使えない
・武具を錬成している間も “発” を使えない
・威力・効果・影響が大きい能力ほど読み取りに時間がかかる
・武具の錬成時間は読み取り時間と等しいが 錬成を中断すると時間がリセットされる
前線で先頭を切って戦うのではなく、完全に後方支援に徹した能力であること。
武具を創り出すまでに時間がかかるものの、組織(チーム)で “時間をかけて国を落とす” のような大掛かりな戦いにおいても、相手の情報を知り、握れることがどれだけ強力か。
個の戦闘においても、自分の念能力の詳細が相手に “バレる” ことは、能力によっては致命的なダメージを受けるので、優位に立てること。
更に! 自身や対象が受けた念攻撃 (デバフや呪い等) を “自動で” 検知し、解析する能力は、そこら辺の除念師や操作系を超えた凄まじい汎用性。
さすがの特質系と言えましょう。
ちなみに、『標的の詳細を読み取る⇒破壊・補強・補助する武具を創る』 ことを、等価交換でおなじみの名作 “鋼の錬金術師” と書き、 一連の流れを “コンボマスター” と読ませるセンスは、さすがの冨樫といったところです。
ここまでが、公式で分かっている事実。
ここからが、私めが得意とする 『妄想』 のお時間でございます。
【ハンターハンター】『No.415◆真偽』 | ヒュリコフの念能力について、悲しげな妄想をしてもよろしいでしょうか。

私の妄想は 『ヒュリコフさんは、幼少のころからゲームが好きで好きでたまらない』 という大前提を胸に刻みながらお聞きください。
では、今週号で解禁となった能力の 『絵』 をご覧くださいませ。
一昔前の筐体というか、昔の安物のコンピューターのような感じで “子ども” でも簡単に操作できそうなモノ。
画面にはお城が描かれているが、屋根に剣が刺さっていたり、ハンマーみたいなのがささってるのは、単に 「強そうだから」 か。
右側には、ロケットのような形をした部屋があったり、左側は斜めになった部屋があったり…大人では捻りだせないであろう、無垢で自由な発想。
これはまさに! 子ども (特に男の子ね) なら一度は 「コレつけたら強そうだし、なんかかっけぇー!!」 と、思えるようなデザインなんです。
特に、年齢性別問わずだれでも分かる 『警告のマーク』 は、まさにユニバーサルデザインの見本ですよね。
そんな簡単なゲーム仕様でも、もしかしたら…昼間に能力を開けば “絵にかいたような太陽と入道雲” の画面になっているんでしょうね。
ヒュリコフさんは…幼少のころからゲームが好きで好きでたまらなかった。
でも! 買ってもらえるような家庭環境ではないから遊べない。
唯一のチャンスは、友達の家に遊びに行ったときに触らせてもらうだけ。
しかし、ヒュリコフ少年の目つき悪さと威圧的な態度が仇となり、友達に会えなくなり、ゲームができなくなる。
この悲しき負の連鎖。 ヒュリコフ少年よ! じゃどうするか!?……である!!
クラピカの念で作られ『鎖』は、本物の鎖とともに長い年月を共に過ごして、やっとのことで具現化できた念能力。
でもね。いくら好きであっても、ヒュリコフの手元に 『現物のゲーム』 なんてありゃしません。
しかし、そんなヒュリコフには、誰よりも “持っているモノ” があります。
- ゲームを持つことができなかった恨み、それでもやりたいという執念、まわりをうらやむ妬みと嫉み。
- ゲームのオモシロさに対する純粋な感動、喜び、尊敬!!
この清濁がごちゃごちゃに混ざり合った『想い』がヒュリコフだけが持っているモノです。
この想いの強さによって具現化されたのが、あの画面一体型のコンピューター (決してノートブック型とは言いません。MSX2とかセガマルチビジョンとかあった昔の話) なんです。
ハンタの世界でもグリードアイランドレベルの画面 (UI) が作られているのに…初代ドラクエすらも置き去りにする画面に涙する。

低学年の子どもを対象にしたような画面は前時代的ではあるが、おしゃれで奇抜なデザインよりかはずっと見やすく、操作もしやすい。
しかも、超簡単な画面 (UI) に対して、アホほど便利な能力というアンバランスさ。
このゲームバランスの悪さこそが、ヒュリコフ少年の純粋な 「こうなったらいいなぁ…」 という願いの集大成であることは容易に想像つくのではないだろうか。
しかも! 能力のほとんどが 『人のためになる』 のも泣けてきます。
以前に 「オレの親は第1王子様 (ベンジャミン様)だよ」 とヒュリコフさんは仰っていましたが…前回は茶化してしまいましたが、このセリフの罪深さは中々のモノですよ。
基本的に身内なし、友達もなし、ついでにお金もなし、という救いようのない過去を想起させる悲しきセリフに、この能力と絵をみたらもう…。
過去に、遊びたかったことを実現させる。
過去に、人にしたかったことを実現させる。
過去に、友達にしたけど怖がられてしまい途中で断念したけど、今回はヒュリコフが “友達の側にいるだけ” で相手のためになる情報を知れて、尚且つ! 友達に喜ばれるアイテムを創ることができる。
自分もうれしいし、相手のためになるモノを知れて、創れて喜ばすことができる。
現在、その念能力を…ヒュリコフ自身を救ってくれた、大恩のあるベンジャミン第1王子と喜びを共有できる…こんな幸せなことってありますか!?
このコマの【該当する能力者】があって、その下にヒュリコフの顔と『PX4098』という謎の番号について

カキン帝国軍・私設兵としての 『識別コード(軍籍番号)』 というのがストレートな妄想ではないでしょうか。
最終的には、死後にベンジャミンに能力を譲渡することを考えると…
ただでさえ情報漏洩をしてはいけない繊細な能力なので、セキュリティー的に 『念能力の使用時にログインが必要なシステム』 と考えることができませんか。
その際に、この識別コードを “そのまま” ID番号として使うこともあり得ますよね。
なにせ、私設兵として長年仕えながら情報をさぐり続けてきたヒュリコフですから、持っている情報は膨大なモノになるでしょう。
だからこそ! ベンジャミンバトンで引き継ぎ、実際にコンボマスターを使うときは 『PX4098』 を入力すると思うんです。
ちなみに、識別コードというくらいですから…
- p……『Private Soldier (私設兵)』 や 『Personal (個人)』 の頭文字
- x……部署や部隊コード (ヒュリコフなので念能力者部隊を示す識別子かも)
- 4098……個人に割り当てられたナンバリング
もちろんコンボマスターは個人の力ですが、私設兵の念能力は 『軍の公的装備・兵器』 としてシステムに紐づけされてる…と、軍国主義よろしくのベンジャミン陣営ならあり得ますよね。
そもそも日本に古くから言い伝えられている 「オレの物はオレの物。オマエの物はオレの物」 というジャイアニズムを地で言っているようなベンジャミンですからね。
そう考えると… 『PX(軍事購買部)』 という、ヒュリコフの念能力を完全に 『道具』 として扱っている…という悲しい妄想はもうやめておきましょう。
最後に
ヒュリコフの念能力を軽く書いたつもりが…つい力が入ってしまいました。
まだ3ページくらいしか進んでないので、第2弾を近々書きますね。全体のお話はその時に。
いやもう…妄想が止まらないですよ。
ではまた。
