【メダリストから学ぶ】『宣言する事』 | 目の前の人に目標を言う。いちばん必要ないのは根拠!背中を押すのは怒り、悔しさ!
メダリスト©つるまいかだ/講談社
こんにちは、サチヲです。
出来ないことを言う。出来ることを言う。
とある側面から見たら両方とも正論である。しかし、この二つの単語の距離は計り知れないほど遠い。
ただし!こと『願い』だけは別である。
願いは、出来る…出来ない…ではない。自分が“したい”のです。
その人が“したい”ことを他人は否定はもちろんのこと「そんなこと出来るはずないッ!」なんていう言葉はその人には全く通用しないのです。
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【メダリストから学ぶ】『宣言する事』 | 目の前の人に目標を言う。いちばん必要ないのは根拠!背中を押すのは怒り、悔しさ!

メダリスト©つるまいかだ/講談社
銀メダリストの鴗鳥慎一郎を父に持つ鴗鳥理凰(そにどりりおう)だからこそ体現し見える“プロの世界”の現実。
「1回きりの選手人生だよ。実績がない人に預けるなんて博打がすぎる…。あんた…上目指すきあるなら、今からコーチ変えたら。」
分かります。ド正論であり、効率的であり、実績のある近道でもあります。
ただ、本当に“突き抜ける人”は違います。
“それ”は、他と比べられることを嫌います。“それ”は自分自身で燃やすモノだと理解しています。
“それ”とは『目的に対して異常な情熱』です。
全ての原動力に繋がるモノ。前へ進む行動力に繋がるモノ。それが『目的に対して異常な情熱』である。
その先に、誰にも否定できない…止めることは出来ない『積み重ねる時間』を生みだす…いわゆる『継続する力』があなたに備わるのです。
では、いのりの『目的に対して異常な情熱』とは…
- 勝てるッ!私は…私たちは夜鷹純(よだかじゅん)さんが教えてる狼嵜光(かみさきひかる)ちゃんに勝つッ!!!
理凰が言い放つ正論に対して真っ向から言うのは本当に勇気がいることだし、厄介なことに“言った責任”が伴う。
しかし、いのりにとって“そんな正論”は全く通用しない。なぜか。それは怒りが込み上げてきたから。同時に悔しさも沸き上がったから。
この『怒り』と『悔しさ』を見て見ぬふりをする人が実に本当に多いことか。なぜか。それは正論を理解し、正論に押しつぶされるからだ。
その正論に負けない…いや、弾き返すためには自分の『怒り』と『悔しさ』と向き合い、受け止める必要がある。
その先に見えてくるのが、目的を達成させるための具体的な目標である。
- 「私はダブルアクセルをおりて、今年…全日本ノービスに出るッ!そして……光ちゃんに勝つ!!」
この目標を達成させることにより“夜鷹純さんが教えてる狼嵜光ちゃんに勝つ”という目的の状態に成るのである。
現実世界、この“気持ちだけで勝てる世界”ではないことは分かる。しかしながら、勝つ人たちに共通する『無根拠な自信』がある事は確かなことなのです。
プロを目指すなら、そんな正論に付き合うヒマはないのです。
そして心の底から思うのです…「オレもこんな風に言えたらいいのに」と。
最後に
先に燃やすべきは目的に対する情熱です。
自分では出来ないと思っているが、実は出来ることはたくさんあると信じて…私めも積み重ねていきたいと思います。
それにしても『メダリスト』は最高です。
ではまた。