【レッドカード】スポーツでの信じること | その効果を発揮するために効果的な儀式をするのが地味に大切
こんにちは、サチヲです。
私、市川マサの作品がとても好きなんです。『アバウト』という不良マンガで好きになったのですが、結構アツいマンガを描く方なんですよね。
今回は最新作の『レッドカード』から、最近好きになった『信じる』というキーワードでお送りします。
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☆★☆☆★☆もくじ
【レッドカード】スポーツでの信じること | その効果を発揮するために効果的な儀式をするのが地味に大切
先ずは、『信じる』という解釈のおさらいから。
でしたね。
今回は、高校生サッカーが舞台です。
元Jリーガーで現役ホストが、なんやかんやあって弱小サッカー部の監督になったのですが、実力を見る為に紅白戦をやることになります。
しかし、勝てる気がなくて、やっぱり自信がありません。自分たちが勝つことを信じていない状態です。
そこで、現役ホストの監督は言いました。
エディージョーンズって知ってるか?ラグビー日本代表の前のヘッドコーチだ。
そのエディがオーストラリアでヘッドコーチやってた時、セットプレーの成功率パスの回数とかあらゆる局面を数値化してリーグのトップ4のチームと10位の自分のチームと比べたんだ。
結果その差は3%だったらしい。
ラグビーだろうとサッカーだろうと勝ち負けの差は大体そんなもんだ。
そして、次のページで『その3%をおれが埋めてやる』と話しがつなっがています。カッコいいこと言いますよね。
ちなみに、この出典はちゃんと『ラグビー日本代表ヘッドコーチリリージョンズとの対話』という本から抜粋した本物の答えです。
相手との差が『漠然』とある場合には、明確に数字で示すと落ち着くときってありますよね。
「なんだ。たったコレだけの差なんだ…」という具合に。
でも、コレだけでは足りません。そこで『儀式』です。
これは、いわゆる『円陣』を組んでいるんですよね。チームで戦うスポーツでよく見かけると思います。
大切なのは、監督はめちゃくちゃ信じているということです。生徒たちが勝つことを疑っていないんです。
飲食店なら、『朝礼』です。店長は絶対に売り上げを上げることを信じていますが、アルバイトにもキッチンの人にも信じてもらいたいからやるんです。
ライブでも、バンドメンバーで集まって『よっしゃー!やるぞー!!!』的なことを言うんです。だって、やる気あるのボーカルだけだったら悲しいでしょ。だからライブを成功させるんだと、みんなで信じるために集まって声を出すんです。
結婚で言えば『結婚式』です。形のない永遠の愛を信じるために、大勢を呼んで『愛の誓い』を行います。
これが、無いかもしれないものを、私は意思の力で「あるという風に強く思います」っていう強い意志の発令の、大人数バージョンを成功させるための『儀式』を行い、チーム全体の意思統一を図ります。
大昔。あのキリスト教も、しっかり儀式をしていますからね。
平凡なパンとブドウ酒が神の肉と血に変わるという『物語』を実践をまじえて丁寧につくりあげ、なおかつ最後の『振る舞った』ことが重要なんですね。
この振る舞った人が本気であればあるほど、人数も増えれば増えるほど、信じる人が増える。という構図になっています。
最後に
いやー、ホントにマンガは面白い。
ではまた。