【学び】『目標達成シート』 | アニメ『メダリスト』から学ぶ“目標設定をする練習”の大事さ。小学校…いや!高校生でも…
こんにちは、サチヲです。
今期のアニメである『メダリスト』を見ながら、目標を達成させるための“第一歩とはなんたるか”を勝手に学ばせてもらいました。
11話『夜を踊れ』から、オープニング曲に入る前に流れるアバンタイトルでの出来事。
その中のたった4秒くらいで“プロを目指すなら避けては通れないとても大切な行事”である『子ども達が自分で目標を書いた紙をコーチに渡すシーン』がありましたね。
目標設定なんて…あなたが会社員ならもちろん作った経験があるのではないでしょうか。
実はどんな業界でも、自分自身の人生にリーダーシップを取る人なら避けては通れないのが目標設定なのです。
なぜ!このシーンが目標設定の第一歩とも言えるのか。
それは“私の時代”の教育の問題になりますが…自分で目標設定した経験があまりにも無さすぎる問題があるからです。
語る前に、一応…私めの目標の定義を共有しておきます。
- 目標…求めているもモノを取りにいくのが目標であって、手に入るモノを取りにいくのが目標ではない。
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【学び】『目標達成シート』 | アニメ『メダリスト』から学ぶ“目標設定をする練習”の大事さ。小学校…いや!高校生でも自分で目標設定をする練習をした覚えがないのです。

是非、小さい頃を思い出してください。
お母さんから…
「ほら、お肉だけじゃなくてトマトも食べなさい」「お菓子ばっかり食べてはいけません」「隣の○○君もやっているから公文をやってみましょう」「テレビは1日1時間!」etc.
学校の先生から…
「今度のテストの点数は最低40点以上はとれよー!」「必ず部活に入りなさい」「英語は大切だから必ず覚えましょう」etc.
ともすれば、会社の上司から…
「この部署での達成数字はコレな!」「今月、おまえは○○円の売り上げを目指せ」etc.
小さい頃から自分で物事を決めた経験があまりにも少なすぎるのです。自分で「コレをここまでやる」といった目標を作った経験が圧倒的に少ないのです。
現在の教育は“そこまで”型にはめるような人は少なくなりましたが、まだまだ残っているのではないでしょうか。
一つお断りですが「目標設定が出来なければ人ではない」というようなバカにしているのではなく、経験がないゆえの未熟。もしくは作った回数が少ないがゆえの下手。という事です。
だから、自分で決めればいいのです。だから、もっと回数を増やせばいいのです。
メダリストのアバンタイトルでのシーンで、ルクス東山・夏合宿でコーチが…
「さて!じゃみんな目標達成シートを書いてきたかなぁ?後ろからまわしてねぇ」
と小学生のみんなが自分で思い思いに書いたのです。
さすが!どの世界でも『目指す者』は小さい頃から自分で決めることをしているのです。
そうして、目標を自分で作る練習をすることにより“自分のやるべきことに対する当事者意識が高まる”ことになり、結果!『自立した心』と『出来事に対して自分の責任として受け止める心』も育つようになる。
これには、更に利点がもう一つ。
小さければ小さい時こそ、目標設定の基本である無邪気に自分が欲しい成果を決めることが出来るのです。
アニメの中では小学生のみんなでしたが…「ルッツ~!!(というジャンプが飛べるようになる)」や、コーチや親が決めた目標では絶対に出てこないであろう「練習中におしゃべりをしない~」という大人からしたら“当たり前”のことでも本人にとって切実な問題をクリアできるか?出来ないのか?の経験が生まれる一歩となるのです。
このような経験をしないで大人になると、急に周りの空気を読んだ数字にしり“自分が出来る範囲の目標設定したり、プライドが邪魔した無理な行動目標を作ったり…といった未熟な部分が出る。最悪、設定が下手なことを受け入れられず周りの指摘を受け入れられない状態になると…面倒ですよね。
それと同時に大切なのが『コーチ・指導者』の存在。先生や師匠と言えば分かりやすいでしょうか。
自分で目標を決める。もはや『目指す者』にとって必要な訓練でもあります。
とはいえ…やはり有能(自分の道に適した)な『導く者』の存在が必要不可欠となります。
それがこのアニメでいう『コーチ』です。
この役割をざっくり言うと“スキルやテクニックを含めた目的達成のために”正しい道筋を教える”ことだと認識しています。
違う方向から説明しますと“生徒の自己流を防ぐこと”だと言ったら…信じてもらえますか。
もっと言うと、基礎が全くない状態の自己流ほど成果が遠ざかるのです。自己流をするな!とは言っていません。自己流のするタイミングを間違えないようにするのです。
昔の人は良く言ったものです。
先ず!尊敬する指導者の教えを真似し、続いて教えを破り、最後は独自の道に進むという『守・破・離』は、普遍的な考え方ではないでしょうか。
この『守』の時の自己流ほど怖いものがないのです。急に『離』からスタートすると大ケガをするのです。
もしも、あなたが車を売る営業の人だとして…
同僚のイケメン男子が入社1ヵ月目で急に「ジブン。人当たりには自信があるッス!だから、3か月後を見てください!一人で結果を出してきますね!!」と息巻いたとします。
イケメン男子の3か月後はというと…会社を辞めているでしょう。
これは言い過ぎかもしれないですが、どんなに良い原石でも磨く人によって将来が左右されるんです。
『目指す者』にとって、学ぶべき先生や師匠選び…ひいては学校やスクールといった環境選びは、非常に大事なイベントなのです。
この世界は気合いと努力なんとかなるものではなく、『お金や時間や労力』といった目に見えるもの。そして、単純明快でありながらそう簡単に腑に落ちない『覚悟の基準値』という目に見えないもの差を制した人が立つ世界。
やはり、現役にこだわりたいものです。
ちなみに、こちらのサイトから『目標達成シート』を無料ダウンロードできます。
最後に
こんなに学べるのが絶賛放映中のアニメ『メダリスト』なのです。
ちなみに、オープニング曲の本人Ver.を見た時…涙を流してしまいました。それがこちら…。
ではまた。