【日本酒】『浦霞 本仕込』 | ササニシキやひとめぼれなど全国屈指の米どころである宮城県から“品格のある酒”を堪能します
こんにちは、サチヲです。
米がうまい!という事は水もうまい!そんな土地で出来た日本酒は…うまいに決まっています!!
そんな宮城県の豊かな自然の恵みの紹介を“先に”させてください。
- 世界でも有数の漁場である三陸沖が間近に控えており、塩釜は豊富な海の幸、特に生鮮マグロでは全国屈指の水揚げ港としても知られています。松島湾の牡蠣はその美味しさで全国的にも有名です。塩釜市内には数多くの寿司屋が点在し、新鮮な海の幸に多くの方々が舌鼓を打っています。豊かな食文化のまち塩釜には、毎年鹽竈神社の参拝客や近接する日本三景松島を訪れる大勢の観光客が立ち寄り、賑わいを見せています。
さぁ、気持ちのセッティングは終わりましたね!では、宮城県は塩竈市本にかまえる本社蔵『佐浦酒造店』の日本酒を愉しみましょう。
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☆★☆☆★☆もくじ
【日本酒】『浦霞 本仕込』 | ササニシキやひとめぼれなど全国屈指の米どころである宮城県から“品格のある酒”を堪能します
- 名称 ⇒ 浦霞 本仕込
- 種類 ⇒ 本醸造酒
- 精米歩合 ⇒ 65%
- アルコール分 ⇒ 15%
- 日本酒度 ⇒ +1~+2
- 酸度 ⇒ 1.1
- 値段 ⇒ 720ml 1,100円(税込)
- 飲み方 ⇒ 常温
香りは強くもなく弱くもない…クセのない香りです。
そんなほのかな香りを感じながら…ひと口。うん!うまいッ!!そして、柔らかい。まろやかな飲み口です。辛口寄りですが多少甘みを感じるくらい飲みやすいお酒ですね。
さて!答え合わせという訳ではありませんが、数字の定義から言いますと…日本酒度が+2としたら“やや辛口”程度です。
そして酸度が高い日本酒は、味わいに旨味をもたらす有機成分が多いため芳醇な味わいに。逆に、酸度の低い日本酒は、すっきりとした爽快感のある味わいになります。
『浦霞 本仕込』は酸度が1.1なので、すっきりした味わいという事ですね。
まとめると、『淡麗辛口』の部類にはいり、その中でも“そこまで”辛くもなくすっきり飲める日本酒という事が数字で分かるんですね!
正直、あなたの感性で飲むのがいちばんよいかと思いますが…知れば知るほど“選ぶ”楽しさと、“飲む”楽しさの幅が広がる感じがします。
ちなみに浦霞は基本、食中酒としての考えもあり…特に牡蛎やマグロと合う日本酒としても知られているんですって!
特に今回飲んだ『本仕込』は、日常酒として十分にイケてる日本酒です。
今回の新たな学びは…『本醸造酒』とは?です。
製造過程で醸造アルコールを添加して造った「アル添酒(アルコール添加酒)」の一種で、精米歩合が70%以下のものを言います。
同様に醸造アルコールを添加して造る日本酒で、精米歩合が60%以下、あるいは特別な製法を用いて、とくに香りや色沢のよいものを「特別本醸造酒」と呼びます。
本醸造酒、特別本醸造酒とも、添加できる醸造アルコールは、原料となる白米の総重量の10%以下に定められています。
そうだったのか!醸造アルコールが入っているのがそうだったんですね!今回参考にした『楽しいお酒.jp』のサイトがめちゃくちゃ読みやすく分かりやすかったです。
更に、『本醸造酒の対義語は純米酒』という、もっと面白い知識が書いてありました!
本醸造酒や特別本醸造酒などの「アル添酒」に対し、米と麹のみを原料として造った日本酒は「純米酒」と呼ばれます。
「純米酒」と「アル添酒」を比べると、「純」「添」という字面のイメージから、純米酒こそ本来の日本酒で、アル添酒に対してはネガティブな印象を持っている人もいるかもしれません。
しかし、じつは現在、市場で販売されている日本酒の多くは、製造過程で醸造アルコールを添加して仕上げていて、むしろ醸造アルコールを添加するほうが一般的だと言えるでしょう。
私め、“まんまそう思っていました”よ。言い方は悪いですが、醸造アルコールは『悪』とまで思っていたくらいでしたが…私の無知が『悪』でしたね。
同じサイトに正確な説明がありましたので共有しますね。
「醸造アルコール」とは、甲類焼酎(酒税法上では「連続式蒸溜焼酎」)と同じような製法で造られる高純度のアルコールで、合成アルコールなどの化学製品ではありません。
そう!私め、合成アルコールみたいな化学製品なんだと勘違いをしていました。
さて、もう少しゆっくり『浦霞 本仕込』を飲みますね。
最後に
知識を増やしただけで、日本酒の味わい方や感じ方、ひいては楽しみ方がこんなに広がるなんて…日本酒って最高です!
ちなみに、こちらが『株式会社 佐浦』の公式HPです。
ではまた。