時間管理の正体 | 結論として『時間管理』とは『出来事管理』として考えた方が明確になる!!
昨日の続きです。
時間管理の基礎 | 「時間がない!時間があればなぁ…」と言っている時間の正体とは!? | サチヲん家 (sachiway.net)
では、時間管理の本題に入ります。
さて。昨日は、時間とは『出来事の連続体』ということがわかりました。
スポンサードサーチ
☆★☆☆★☆もくじ
時間管理の正体 | 結論として『時間管理』とは『出来事管理』として考えた方が楽になる!!
今日は駅前のラーメン屋さんに行こう。午前中に銀行に行こう。あの人に会って遊ぼうなど、生活レベルの出来事から。
今月は売上○○円を目指そう。資料を今日中に完成させよう。○件のアポイントを取ろうなど、仕事レベルの出来事まで。
あなたの今日一日を振り返ってみてください。様々な出来事を、自分で選び、決めて、行動した『出来事の積み重ね』があなたの一日を作っています。
その出来事を具体的(時間・数値)に決める行為のことを『目標設定をする』と呼びます。
次に大切な項目である、決めた出来事をやることを『行動する』と呼びます。
行動したからこそ、立てた目標が達成か未達が明確となり、目的を達成するための計画の見直しが出来て、再チャレンジが出来ます。
例えば、このブログを読まれている皆さんは、この時間に『ブログを読む』という色々な出来事の中のひとつを目標達成しているんです。
それは、今日この時間(流れにしろ、意図的にしろ)に、携帯やPCを開ける時間を作り、ブログサイトを立ち上げ、『ブログを読む』という連続した出来事を、しっかり行動した結果です。
あなたの考えた各出来事を組み合わせてあなたの時間を使い、『ブログを読む』という目標を達成させた。
ブログを読むなんて大したことではありませんが…そうです。これが出来事管理ができた!ということなんです!
改めて、時間管理。時間を管理するというのは、出来事の連続を管理することだと。
神様仏様ではなくて、自分が出来事を管理することです。
出来事管理を確実に達成させるための重要なツールに『計画を立てる』があります。
この辺りから、少しづつ厳しいお話をしていきます。
もちろん「そんなこといちいち計画立てなくても頭の中でできるよー」という方はここで読むのをやめることをおすすめします。
この手の話は求めていない人が読むと、恩着せがましく聞こえ不快になる可能性があるので、あなたの精神の健康をそこなう恐れがあるからです。
では、なぜ時間管理ができない事案が発生するのでしょうか。出来事を管理しているのに目標未達が発生するのでしょうか。
その理由が、大きく2点あります。
- 『計画を立てる』という事を、甘く見ている。
- 立てた目標を達成したいと本人が思っていない。
例えば。『来年の夏までに10万貯める。その為に、これからどのような出来事を経験すればいいのか』という、目標を立てたとします。
その目標の動機は『どうしても欲しいものがある』とします。計画を立てる大切さは、現在の通帳を見たら分かるのではないでしょうか。
ここでは細かく書きませんが、固定費を見直したり、普段飲んでいるスタバのコーヒーの数を減らすとか、あなたが10万円を貯めるために色々な出来事の計画を立てたとします。
そこで重要なのが、イレギュラーが起きた時の計画まで立てているか?という事です。
イレギュラーとは、あなたが欲望に負けた時のことです。これはあなたの特性なので千差万別ですが、なるべく被害を大きくしないために大変重要なことです。
分かりやすく私の話をします。急にお金に余裕ができました。すぐにギャンブルをする。…単純にアホですよね。
ギャンブルする出来事なんて作った覚えはありませんからね。
本当は前倒しで、目標達成が出来るはずなのに、しない。出来ない。計画を甘く見ているというか、自分を甘く見ていることですね。
これは、どのようなことが起きているかを説明します。
それは出来事に管理されちゃうんです。
これを説明するには、私の尊敬する人の言葉をそのまま伝えた方が良いので聞いてください。
よく言われましたよ…曰く。
不謹慎な例えかと思いますが…山手線が人身事故だったので遅れました。
家を出るのがギリギリだった人にとっては都合のいい人身事故なのかもしれないですよね。車で出かけるとき、途中で、事故渋滞があると想定して30分早く出かけてるかどうか。
何故ならその出来事に到達するというか、出来事を経験するというのが絶対必達ならば、ちんたらちんたらギリギリに出かけるはずないですよね。なにがあっても必ずその出来事を経験するような準備を得て、自分の責任の元に出来事を経験するように…つまり、いついつまでにどこどこに行くという出来事を経験するように万全な準備をする。
もしも、立てた計画(出来事)が未達成だった時、きっとその出来事はどうでもいいから…もしくは、さほど重要でもなかったから準備を怠るんです。
自分に、甘やかさない為にいつも言い聞かせてますが「時間が無かったからやれなかった」ではなく「“やらない”という出来事を自分で選んだ」ということですね。
最悪なのは、自分で決めた約束も、人と決めた約束も破る。出来事に管理される。出かけに妻の機嫌が悪かっただとか、そのせいでやる気が無くなっただとか、電車も遅延し、それで会社に行って暗かったら上司から、お前やる気あるのかと怒鳴られて余計にやる気が無くなっただとか。。
およそ出来事に管理されてしまっている。出来事をコントロールするか、出来事にコントロールされるかどっちかの人生。
では、どうすれば良いか。
それは単純に『出来事の計画を立てる』ことをして、決めたことを『やる』ことですよね。
行動するまでの現実的な出来事が、明確に管理されているか、明確な目標設定が計画されているか。されていないか。
いやはや、書き出しただけで心に汗をかくし、謎の負荷がかかります。。
少し長くなりましたが、『計画を立てる』という事を甘く見ている。立てた目標を達成したいと本人が思っていない。という2点の説明は十分にされているのではないでしょうか。
ちなみに、達成したいと本人が思っていない=情熱が無いと私は考えています。この情熱については
『正しい努力の仕方』 | 目的を達成する為のエネルギー8要素とは | サチヲん家 (sachiway.net)
こちらで詳しく説明していますので、もっと突き詰めたい人はこちらもどうぞ。
最後に
私の好きな、弘中勝氏の言葉もつなげます。
「今日は続けるという選択肢を取らない」
「今日は続けないという選択肢を取る」
という、完全に自分の責任なのです。
続かないのではなく、自分が続けないようにしているだけなんですね。
…イケてる人は、本当に同じことを言いますね。
私は出来事に流されやすいので、この考え方は重宝しています。
本当に厳しい言葉ですが、私に結果が出ていないし、普遍的な原理原則が働いているようなので、心に今一度打ち込みます。
このブログで、あなたの人生がより良くなれば嬉しいかぎりです。
ではまた。