弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#13 | 『危機管理の本質』弘中Ver.
こんにちは、サチヲです。
私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが… 自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、目に見える行動、分かりやすいのですがオブラートに包まない言葉でハッキリとモノを言いい、冷静沈着で超絶現実主義者。
なによりも、『企画力』にフォーカスした仕事をしている『弘中勝』という、イケてる人の言葉を共有させていただく時間がやってきました。
こんな考え方もあるんだぁー的な感じで、軽く聞いてくれると嬉しいです。
でも、少しでもあなたのお役に立てたら、もっと嬉しいです。 では…
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☆★☆☆★☆弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#13 | 『危機管理の本質』弘中Ver.
弘中勝曰く、「リカバリーすれば全てを取り戻してプラスマイナスゼロになるのではなくて、膨大なマイナスを生んだことになる。それをドラマやアニメのような展開に慣れていると、「絶対にそのマイナスは取り返せないんだ」という意識が身に付かない。と仰っています。
一体どういうこと何でしょうか。。エピソードを交えて説明をしています。では、行ってみましょう。
おもてなしやホスピタリティの逸話として…
ホテルマンが宿泊客の大事な忘れ物に気づいて、急いで駅まで行って、思い切って新幹線に飛び乗って、乗っていたお客様に渡すことができて感動された、
みたいな例が説明されることがある。それを「ホスピタリティというのはそこまでやるのか」などと納得しているようでは、レベルが低い。
それは、たまたまお客様の新幹線が分かったとか、たまたま飛び乗った新幹線が合っていたとか、「ラッキーでしたね」という話であって、それ自体がホスピタリティではない。
本当に高度なホスピタリティだったとしたら、お客様が大事なものを忘れるわけがない仕組みのはずで、「忘れるところだったよ、ありがとう」とホテル内で話が完結しているはずなのである。
普段から高度なホスピタリティを実行していることで、たくさんの事例の中からそういう偶然が生まれて、レア中のレアケースとして話を出しているだけであって、「なるほど、そうすればいいのか」と考えるようでは、絶対に普段の判断を謝るに決まっている。
「そんなにも無駄な労力と時間を生んじゃうんだ」と肝に銘じるために聞いておく話であって、感動話ではなくてむしろホラーとして聞いたほうがいい。
危機管理というのは、その「本来必要のなかった膨大な労力と時間」を生んでしまわないためのものである。トラブルで何よりも怖いのは、そこなのだ。
「本来必要のない労力と時間」を生んでしまう可能性を少しでも摘んでいくことが、危機管理である。
相変わらず、歯切れの良さですよね!
いつものように、分かりやすいディスりと、継続の大切を問われているような感じがしました。
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