【日本語勉強】#13『すると』 | パッとシーンが移る場面転換効果や、サプライズ的な変化や驚きを表現する
こんにちは、サチヲです。
日本人なら、何も考えずに使っている言葉。もちろん『母国語』というモノがあなたの国にもあるでしょう。
そんな母国語も、ちゃんと使い方を学ぶと、相手にもっと伝わるし、文章は読みやすくなるし、結果いいことがいっぱいです。
特に『接続語』に注目して、日本語の世界を学んでいく内容となります。
参考書として、『文章が劇的にウマくなる接続詞』山口拓郎 著(文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス) | 山口 拓朗 |本 | 通販 – Amazon.co.jp)
今日の接続語は、『すると』です。
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☆★☆☆★☆もくじ
【日本語勉強】#13『すると』 | パッとシーンが移る場面転換効果や、サプライズ的な変化や驚きを表現する
[すると]で一瞬、間を取ることで、続きのシーンにパッと移る『場面転換効果』が得られます。
◆たとえば◆
- ハイボールを『スコッチウイスキー』で作る。すると、ハイボールが嫌いなあなたも好きになるんです。
- 信頼のおけるネイーチャーガイドと一緒に釣りに行く。すると、釣りがうまくなるし好きになる。
このように、状況や出来事、もしくは正しいとされる行動をした後に、[すると]を挟み、その後にどのような状態になったかを書く。すると、読者にどう変化したかや、次の出来事を分かりやすく伝えることが出来ます。
[すると]には、【それまで述べた内容から判断した結果を表す】方もあります。[それでは]のニュアンスです。
◆たとえば◆
- すると、ライブは中止になったのでしょうか。
- すると、その方とお付き合いは出来たのか。
場面転換になるのですが、違いは『その後の結果を書くのではなく、その後に起こる選択肢の一つ』を書きます。
それによって相手は、その選択肢が合っていればそのまま話を進めますし、間違っていれば答えを言って話を進めます。
驚きや、劇的さを演出したいときは[するとどうでしょう]と、一呼吸置く接続語もあります。
◆たとえば◆
するとどうでしょう。彼女は笑顔になりました。
するとどうでしょう。仕事をクビになってしまいました。
これは、プラスでもマイナスの内容でも効果は抜群です。
最後に
少しづつですが、もっと内容を分かりやすくするために試行錯誤を積み重ねていきますね。
なにかご意見ご指摘がありましたらどうぞ。
ではまた。
次回はこちら。
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【日本語勉強】#12『読点』 | 知っているようで知らない、句読点の1つ『読点』の使い方とは!? | サチヲん家 (sachiway.net)