zoom R8 | MTR(マルチトラックレコーダー)というコスパ最強のアイテム!!!!!
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こんにちは、サチヲです。
音楽制作に多用される、MTR(マルチトラックレコーダー)という、録音用機器の一つを紹介します。
テープ媒体やディスク媒体、スマートメディアを用い、2トラック以上の複数の録音トラックの録音再生を行う事ができる録音機器というのが最大の特徴です。
通常のステレオ録音再生機と異なり、それぞれのトラックに対し、個別に録音、再生を選択する事ができるんです。
とても便利なマシンなのですが、操作が面倒くさい…
特に、ドラムを作り、一曲の形にする作業がとてつもなく面倒な工程を踏むのでいつも忘れてしまうのです。
なので、今回はざっくり流れを作りました。
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☆★☆☆★☆もくじ
zoom R8 | MTR(マルチトラックレコーダー)というコスパ最強のアイテム!!!!!
とは言え、「いまどきアナログMTR(マルチトラックレコーダー)を使うの!?」という声が聞こえてきそうですが…ちょっと待ってください。
確かに、すすんでMTR使って曲を作る人はいないと思いますが、一番の利点として『コスパ最強』なんです。
もちろん、DTM(デスクトップミュージック)を使えば全てにおいて便利で音質も良く操作性も抜群です。しかし!お金がかかるんです。ソフトは安くても5~10万くらいかかります。そしてパソコンもある程度頭の良いモノを買わないと、フリーズしたりするので大変です。。
そこで、貧乏人の味方であるMTRの『zoom R8』の登場です。
最近のはドラムマシンも入っているので、わざわざ別で買わなくていいのが本当に便利になりました。ドラムマシンだって買ったら1万円はしますからね。
肝心のお値段は、なんと!2万円くらいで買えるんです!!
正直、個人で楽しむ程度ならコレで事足ります。
とはいえ、操作が面倒なんです。
特に、一度ドラムを作ったらしばらく触らないから操作をすぐに忘れてしまうのです。
今回はいちばん忘れたくない操作をまとめました。
さぁ、スタートです!
◎ドラムの音を、一曲の形にするフローチャートです◎
- RHYTHMボタンから、空いている番号に飛びドラムを作る。(472番辺りから空いている)51p
- ディスプレイのASSIGN(アサイン)ボタンを押しながら、セットしたいトラックボタンを押す。→最初は7トラックにアサインできるが、2回目からはBOUNCE(バウンス)するトラックを一つ残すため6トラックしかアサインできない。50p
- TRACK(トラック)ボタンから、TRK SEQ(トラックシーケンス)にカーソルを動かしENTER(エンター)ボタンを押す。72p
- TRACK SEQUENCER(トラックシーケンス)画面になります。ここで、REC(レック)ボタンを押して、先程作ったドラムをアサインした番号を、自分で考えた順番通りにドラムをセットしていく。(今回はステップ入力です)73p
- トラックにアサインした7(6)トラック分の入力が終わったらバウンスをして一つのトラックにまとめます。33p
- EXIT(イグジット)ボタンで最初の画面まで戻り、BOUNCEボタンと、TRKSERボタンを押してそれぞれONにする
- トラックにアサインした7(6)トラック分の音量を決める→音が割れないように『0』までメーターがいかないようにする。→もし音量が小さいようなら本体の上の側面にPHONESツマミが下がっている場合があるので音量をあげる。
- 今回は8トラックがブランクトラック(空いているトラック)とします。ブランクトラックは音量はゼロのままでいいです。
- RECボタンを押しながらPLAYボタンを押して録音スタート
- これで一回目のドラムのバウンスが終わり、曲として形になります。
- また、1番から繰り返し行って一曲分のドラムを作る
作成時の注意点として『メモを必ずすべし』です
- ドラム番号とアサイン番号のセットをメモする。
- トラックシーケンスで何回繰り返すか?もしくは順番をメモする。
- バウンス先は何トラックにしたかもメモ
- 曲が長くなるようなら、トラックシーケンスをどこまで入力したかの番号もメモする。
- コレをやらないと、ワケが分からなくなりやる気が失せるので注意。
上記のフローチャート作成時に参考にしてください。ページ数は、説明書のページです。
説明書をなくされた方は、こちらからご確認ください。
ちなみに、MTRは曲作りにも貢献してくれます。
あなたがボーカルなら、伴奏を作ったあとに、歌メロを試したものを録音し、その音を残しながらまた新たな歌メロを録音し、両方を聴き比べて決めることもできますし、延々と歌メロを録音して気にいった音を残すこともできます。
あなたがギターなら、伴奏を録音後、ボーカルの時と同じようにギターソロを何度も弾いて、録音して、比較して、また録音することが出来るのでとても便利ですよ。
本当にこのMTRの使い道は、あなたが思っている以上にあるんです。
では、最後となりますがお互いにがんばりましょうね。
あなたと音楽が共にありますように。