【政治リテラシー】『数字の読み方』 | 食料自給率38%、日本の食料自給率がしばらく低いカラクリとは!!
こんにちは、サチヲです。
よく話題に上がる『日本の食料自給率は低いから、どーにかして高くしよう!!』と仰っている、政治家や経済学者や論客がテレビや新聞で定期的に賑わしている…今日この頃だと思います。
私自身も、「日本は輸入に頼っている国で、自立が出来ていないんだろうーなー…」と、漠然と思っていました。が!私の勉強不足だという事を思い知らされました。
今回は、私がいちばん弱いとされる『数字の読み方』です。
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☆★☆☆★☆もくじ
【政治リテラシー】『数字の読み方』 | 食料自給率38%、日本の食料自給率がしばらく低いカラクリとは!!
今回も「テレビと新聞は、小鳥くらいの脳しかないからさー」と揶揄している、泣く子も黙る高橋洋一先生のお話です。
農林水産省が出した数字は間違いないです。
しかし,これはカロリーベースで、日本人がとってるカロリーで国産品なのはどれくらいなのか?というやつだけど.世界でこの計算をしている国は先ずありません。
だから、国際比較する時に、先ず大変なんです。
じゃ、普通の国はどーやってやっているかと言いますと『市場価格ベース』です。それで、計算すると日本の食料自給率は68%なんです。
で、この68%を、世界の先進国と比べると『すごい高い方じゃないけど、すごい低い方でもない』という話なわけ。
じゃ、なんで農林水産省が、世界と違う数字を使って今までマスコミに言ってきたかというと…『予算獲得のため』です。
危機感を煽るための数字です。
要するに、テレビの論客や政治家が「日本の自給率を高くしよう」と言っている方は、危機感を煽るやつにのせられちゃったわけですね。
38%と68%じゃ、だいぶイメージが違いますよね!?だからこそ、効果的なんですよね。
以前にもブログで書きましたが、『詐欺師は数字を使って騙す』という言葉は本当なんです。
今後は、どのベースの数字で語っているのかを、『私たちが』しっかり見極めて情報を精査する必要があるんです。
似たような、数字を使って危機感を煽る商法として、『老後に2000万必要なんです!!』というのは、『だから私たちの所へお金を預けてください』という金融機関の煽りです。
もう一つ有名なのが『国の年金は、将来の私たちに還元されないどころか破綻します』というのは『だから私たちのところへ積み立てしましょう』という保険会社の煽り商法ですよね。
で、マスコミは危機感を煽る方が視聴率や販売部数が伸びるから、同じネタを定期的にこすり続ける構図が出来上がる。
ちなみに、今回の情報はこちらです。
つくづくYouTubeは、既得権益の力がまだまだ及ばないのが救いです。
後半の話は、新聞なんかで書けないような面白い話ですから、興味のある方はどうぞ。
ちなみに、大手メディアが真実を書けない理由はいち早く軽減税率の対象にしてもらった恩義があるからです。
まぁ、他にも国の土地を売ってもらったりと色々ありますが、ゆっくり学んでいきたいと思います。
最後に
本当に世の中は面白いですよね。
私も、まだまだです。
ではまた。