/>【読書】『雑用は上司の隣でやりなさい』 | 使える上司ハックの数々を、最短出世中・現役エリートメガバンクブロガーという…
ギターや音楽、美味しいご飯、マンガやアニメを幅広く発信中。 人生で得たスキルや知識、感動、経験のアウトプットブログです。

【読書】『雑用は上司の隣でやりなさい』 | 使える上司ハックの数々を、最短出世中・現役エリートメガバンクブロガーという…

★学び イケてる本

こんにちは、サチヲです。

この本は、ビジネス本になりますが…実は『仕事』に焦点を当てていないのです。
もっと詳しく言いますと…『仕事のやり方』は二の次である。それよりも優先順位としては『どのような上司なのか』を理解・分析することで自分の仕事のやり方を変える。
そう『上司』に焦点を当てているのです。
言い方は悪いですが、その『上司』を取り込むことにより、仕事の評価を最短で上げる構造になっています。要するに、『コスパ良く出世する』ことにこだわった異色の内容です。

「この先、この会社で自分を伸ばせるか…もしくは転職しようか」と悩める、全国の立派なサラリーマンに「是非!“一度読んで”から答えを出しても遅くはない!!」と声を大にして言える本なのです。

スポンサードサーチ

☆★☆漫画全巻ドットコム☆★☆

【読書】『雑用は上司の隣でやりなさい』 | 使える上司ハックの数々を、最短出世中・現役エリートメガバンクブロガーという…未だかつてない肩書から繰り出される仕事術がここに!

最近では『コスパを重視』するサービスや商品、はたまた時間の使い方から生き方のノウハウまで、“かけた時間・支払った費用・労力に対して、得られる利益や満足度が高いか低いかを表す指標”が重視されてきていますよね。いわゆる『対費用効果』のことで、昔から大事な指標として活用されてきていましたが、『対費用効果⇒コスパ』と表現したことにより身近な言葉として定着してきたと思います。
そう。言われてみれば『コストパフォーマンスが良い(高い)』方が、なんか得した気持ちになります。なによりも『無駄にしたくない』というマイナス効果を防げることも大きな要因でしょう。

昔から、『自分のやっていることはお天道様が見ている』という言葉があり、誰も見ていない仕事でも、誰かしら観てくれる人は居る。だから、無駄なことは無い。
という、ある意味“救いの考え方”ではありますが…これでは、コスパが悪いのです。
誰にも見られない仕事をコツコツすることとが悪い!とは、決して言っていないのです。どうせやるなら効率よく『上司の隣でやりなさい』という考え方のオンパレードなのです。

特に!160Pに書かれている『「80点でもいいから先ず出す」は大きな間違い』には、グッときました。

上司に出す成果物は、80%…いや、なんでしたら60%の状態で期限前に出す。そして、上司の求めている方向性に加筆修正しながら、100%に近づけていいく。
この考え方は、『部下の出す100%は必ずと言ってよいほど80%にも満たない』という悲しい前提から、全体的に修正箇所も増える。結果、時間がかかり労力も増える。といった具合だ。
私自身、今までこの考え方ですり合わせてきましたが…たこすさんは違います。

たこすさん曰く…『相手が求める点数に合わせる』です。
会社で言えば、『相手=上司』です。上司の真の採点基準と合格点を把握する必要があるのです。

  1. 上司の採点基準
    ⇒「どの科目が高得点になるのか」です。誤字脱字にやたらと配慮する上司もいれば、資料の見栄え、そもそも資料の提出スピードに配点を厚くする上司もいます。この採点基準を先輩や同僚に確認しつつ、自分のフィードバック(慎重な見積もりタイプorポジティブな見積もりタイプ)の傾向から読み解く
  2. 上司の合格点
    ⇒上司によって50点で通るようなゆるゆるなケースもあれば、100点近くを取らないと何度でもやり直しを求めてくる場合もあります。これに関しても「周りの先輩や同僚が上司からどのようなフィードバックを受けているのか」である程度把握ができます。

と、明確に言い切っているのです。
これが、上司をハックしてコスパ良く出世する。という、ほんの一例です。

言われてみたら「確かにそうだな…無駄なことをしていたな」と、一発で心を打ちぬかれたのです。
しかも!相手はなにも上司だけではありません。
その『相手』には、仕事を依頼してきた会社であったり、友達であったり、妻や子どもでも考えられるのです。

余計なお節介ですが、このたこすさん。現役バンカーなんですが、ブログも会社公認でやっていて、本の出版になったのですが…めちゃくちゃ仕事ができる人ですよね。
絶対に、身バレしていますよね。仕事場で、たこすさんの上司はどう思っているのでしょうか。私め、気になります。

最後に

もちろん!この本は『n=1』(サンブル数は1。対象は自分のみ。)のビジネス本ですが、確実に普遍性のあるネタが惜しみなく排出されています。
もし興味があれば、こちらのネット本屋さん『バリューブックス』にて本の概要を読んでみてはいかがでしょうか。

今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。