【考え方】『意思疎通』 | 出来ていると思っていたら、意外なところでつまづく事がある。気をつけるべき4つのポイント!
こんにちは、サチヲです。
言語に興味をもって色々と学んでいると、矛盾にも似た問いにぶつかることがあります。それが『言語って万能ではない』です。
そもそも言語より絵や図形で説明してくれた方が分かる人もいるのです。たとえ言語化能力が高くても全く伝わらないこともあるのです。
大きなことから言うと、国が違うだけで言葉も変わり同じ言葉でも意味合いが変わることもある。同じ日本でも、東と西では文化の違いによって言葉以上にルールすら違う。
特に方言。それこそ北海道や沖縄県の方言を比べると同じ日本とは思えないくらいコミュニケーションが難しくなる。
切り抜きやこたつ記事が多くなったニュースの場合だと、理解するには切り取り元や文脈が重要になります。
簡単なことでも『言ったつもり』や『伝えたつもり』という送り手と、『はい、分かりました』や『やっておきますね』という受け手との『本人の当たり前』とも呼ぶべき前提の違いは日常茶飯事ではないでしょうか。
どうやら…その溝を埋め円滑な意思疎通を行う、4つのポイントがあるらしい。それが…
スポンサードサーチ
☆★☆
【考え方】『意思疎通』 | 出来ていると思っていたら、意外なところでつまづく事がある。気をつけるべき4つのポイント!

- 前提を省かない
→伝え手にとっての前提(当たり前)は、聞き手にとっての前提にあらず。 - 時間や場所をあちこちに飛ばさない
→時間の流れは一方方向に。 - 話は大から小へ
→大枠けら詳細へ。 - 抽象度の高い話と具体的な話を織り交ぜる
→理論構成crecを参考に。
cはコンクルージョン、結論
rはリーズン、理由
eはエグザンプル、事例
cは、再び結論
どんなことでも“そう”ですが、最初のポイントがめちゃくちゃ重要となります。
たとえ2・3・4番が完璧でも1番の『前提』の共有が出来ていないと、ゴールの場所が“かなり”遠くなることがあるのです。
仕事で説明すると、プレゼン資料を作って欲しい上司とプレゼン資料を作る部下の『前提』が…
上司は、スピード重視。
部下は、質重視。
これだけで、出来上がった資料の差は変わります。
同じ『プレゼン資料』でも、前提が違うと中身が変わってくるのです。
これが友だちやパートナーとの間でも、育った環境や生き方によって『前提』は変わってきますので“もっと繊細に”対応しなくてはいけません。
後の2番は…クリストファーノーラン監督の映画のような『時系列をバラバラにしたシナリオ』は面白さを優先した結果であり、通常のコミュニケーションでは面白さより『分かりやすさ』が重要視した方が伝わるので、素直に昨日の話をした後今日の話をすればいいのです。
3番は…大枠というのは詳細を説明するためのエピソードだったり、歴史であったり、1番の『前提』の説明でも良いと思います。
4番は…理論構成crecを参考にしていただければ、最後の詰めが決まります。
最後に
実際は人の数だけ意思疎通の文化は違ってきます。
本を読んで学ぶよりかは、直接の会話をたくさん重ねるのがいちばんの学びだと考えるので…私め、どんどんお話を重ねていきます。
お互いに隣の人から大切にしていきましょうね。
ではまた。